下半身のダルさ&重さをたった2分で解消!脚の付け根を気持ちよく伸ばす、たった1つのポーズ
だんだんと秋が深まり、雨や台風などで外出するのが億劫…一日中お家にいる時間も増えているかもしれません。そんな時、運動不足が原因で「下半身が辛い」と感じる方に試してもらいたいポーズをご紹介します。
秋は脚の不調を感じやすい?
私たちにとって快適に過ごせる秋ですが、その反面「下半身の不調を感じやすい」「むくみやすい」「重だるい」という声も多く聞く季節でもあります。
むくみや重だるさの要因の1つとして水分不足が挙げられます。夏の暑かった時期は意識的に水分補給をすることが多いですが、秋になるとその意識が徐々に薄らいでいきます。ほとんどの方が夏より喉の渇きを感じにくく、つい水分補給を後回しにしちゃうというケースが多いはず。
水分不足は脱水症状の心配があるだけでなく体の中の老廃物などが外に流れにくい状態になります。外からのセルフケアももちろん重要ですが、内側からのアプローチも不調緩和に繋がっていきます。
むくみ解消と言えば…
マッサージや着圧ソックスなどが有名ですが「マッサージはなかなか続かない」「着圧ソックスは脱ぎ気がめんどう」という方も多いでしょう。お仕事が忙しい、子育てに追われている方にとって、自分のケアタイムを生み出すことはなかなかハードルが高いこと。
であれば、体質改善につながるヨガポーズを覚えてすきま時間にサクッとやる方法に切り替えてみるのはいかがでしょうか?今回ご紹介するものは四つ這いからスタートするため、運動が苦手な方や激しいものは無理なんて方にも取り組みやすいものです。両方やっても約2分で終わります。たった2分。ご自分の体のために時間を作ってみてはいかがでしょうか?
今日できるところまででキープしよう
今回は基本の形からはじまりアレンジポーズも一緒にご紹介していきます。レベルによってチョイスしても良いですし、その日の空き時間の長さによってチョイスしても良いです。自分の好きなようにアレンジして練習してみてくださいね。
やり方
1)四つ這いになります。手を手のひら1枚分前に移動しましょう。
2).右手の小指側に右足を置きます。足先は外側に向けてください。
3)息を吸いながら背筋を伸ばし、息を吐きながら両ひじをマットに下ろします。完全に付かなくても下ろせるところまででOKです。
4)視線は斜め前もしくは真下を見ます。その状態で3~5呼吸キープします。
まだいけそうな方はもう1つチャレンジ!
5)左つま先を立てて左膝をマットから離します。脚をピーンと伸ばす意識を持ってください。この状態で3呼吸キープです。
お腹まわりも一緒にケアしたい方はさらにもう1つチャレンジ!
6)左膝はマットに戻し、左手を体の中心に置き、息を吐きながら上体を右側にねじります。ウエスト周りのツイストを感じていきましょう。余裕があれば、右手は上げて視線も一緒に上げていきます。
7)両手を戻の状態に戻し、反対側も2)から同じように進めていきます。
股関節まわりは左右差が大きいのでやりやすい方はポーズを深めて、硬い方はできるところでじわじわ伸ばすようにしましょう。
その日の気分によってチョイスしてみるのもアリ
同じポーズを毎日繰り返している飽きが来てしまいます。アレンジポーズを入れることによって、そこに挑戦する意思や成長を感じやすくなるでしょう。一日でどうにかなるヨガポーズはありませんがコツコツ積み重ねることで良い方向へ向かいます。ぜひこのポーズも下半身の不調がないときも続けてやってみてくださいね。
AUTHOR
古賀奈津美
商社のサラリーマンをしていた頃に運動不足解消のために始めたヨガと出会う。ヨガを始めて半年後にRYT200を取得。週末のみ活動するインストラクターから、フリーランスのヨガインストラクターへと転身。常温ヨガ、ホットヨガ、溶岩ヨガなど様々なスタジオで指導。パークヨガやビーチヨガのイベントも実施。現在はオンラインヨガ・児童館にてママ向けヨガを実施中。RYT200取得/ヨガ解剖学基礎講座修了
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