ニューヨークの栄養カウンセラーが選ぶ「体に優しいオイル」ベスト3

 ニューヨークの栄養カウンセラーが選ぶ「体に優しいオイル」ベスト3
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1.セサミオイル

セサミオイル
(photo by  Ben Fullerton)

アーユルヴェーダやマクロビオティックの料理でよく使われる。セサミオイルには血圧を下げる効果が期待されており、肌、髪、爪の健康に欠かせないビタミンEと抗酸化物質が豊富に含まれている。最近の研究ではビタミンEはアルツハイマーのような神経変性の疾患も防ぐといわれている。オイルの色は薄いものから琥珀色、茶色まであり、色が濃いほど風味も増す。

使い方

精製されたもの(高温に強い)は炒め物に、未精製のものは冷製料理にかけて使う。

調理例

チンゲンサイ、ニンニク、ショウガを炒めた副菜。

2.ココナッツオイル

ココナッツオイル
(photo by  Ben Fullerton)

バージン・ココナッツオイルは抗炎症、抗バクテリア作用があるので、皮膚の腫れや発赤を抑えたり、健康な免疫システムを維持してくれる。お菓子などにココナッツの風味を加えたいときに使える。

使い方

オーブンで焼く、揚げる、フライパンで焼く。

調理例

大さじ1杯のココナッツオイルをプリン、カスタード、アイシングに混ぜる。

エクストラバージンオリーブオイル

エクストラバージンオリーブオイル
(photo by  Ben Fullerton)

ナチュラルグルメ・インスティテュートによると、オイルには良質の一価不飽和脂肪と多価不飽和脂肪酸を多く含み、心疾患のリスクを下げる効果があると期待されている。瓶に貼られたエステートハーベストのラベルは、誠意ある生産者の手で丹念につくられたオイルであることを示す。

使い方

熱で風味が飛びやすいため、低温や火を使わないレシピに使う。

調理例

蒸したカリフラワーをつぶしてオリーブオイルと混ぜれば、バターの多いマッシュポテトよりも健康的な食事になる。

※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。

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Text by CORINA QUINN
Story by Corina Quinn
Photos by Ben Fullerton
Styling by Emily Choi
Translated by Sachiko Matsunami
yoga Journal日本版Vol.54掲載



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