ズボラさんこそ片付けに向いている!?整理収納アドバイザーに「自称・ズボラ」が多い理由
整理収納アドバイザーや片付け上手さんの多くに共通しているのが、「私ってズボラなんです」と、自称ズボラな人が多いこと。これって、意外だと思いませんか?でも実はズボラさんこそ片付け上手になれる…とも言えるかもしれないのです。その理由とは。
大前提として「面倒なことはしたくない」
ズボラさんでもそうでなくても、面倒なことはできるだけしたくないものです。
ひと言で「片付け」と言っても、ズボラさんの場合、『片づけること自体のハードルが高い』ために、片付けられなくなっているケースが多いように思います。
例えばクローゼットの中にある服を取りたい場合、クローゼットの扉の前には山のように積まれたモノだらけ。そしてそのモノをどかしてクローゼットの扉を開けたものの、中は服や小物でパンパン。ようやく服を取り出し着る。しまう時はまた扉の前に積まれたモノをどかし、パンパンのクローゼットの中身をかき分けてしまう。その行為が面倒なのでソファの上や床に置きっぱなしになる…
ズボラさんは、頭では「どうにかしなきゃ」とわかっていながらも楽する方を取ってしまうのです。
かつて汚部屋暮らしだった頃の私もそうでした。
いかに自分が「楽するか」を考える
整理収納アドバイザーさんや、片付け上手さんの部屋を見ると、モノが少なくいつもきれいに片付いている印象ですよね。
もちろん中には、もともと几帳面な性格な方もいらっしゃると思いますが、ズボラさんはいちいち片付けるのが面倒なので、なるべく片付けに労力を使わない方法を考え、その結果自分に合った片付けや収納方法を見つけて、整理収納アドバイザーを目指すという方も少なくありません。
ズボラだからこそ、見た目のスッキリさより、まずは自分がいかに楽するかを考えて、モノを配置していくと、少しずつですが整ってきます。
AUTHOR
miyaco
HSP系整理収納アドバイザー(整理収納アドバイザー1級保有)。片付けと出会ったことで、数年に及ぶ"汚部屋"生活から卒業。「部屋と向き合うことは自分と向き合うこと」ということに気づき、整理収納アドバイザーに。自身がHSP気質であることから、HSP向けの整理収納アドバイスを行うほか、SNSでも発信。
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