「捨てたいけど捨てられない…」頂き物を後悔せずに手放す方法|整理収納アドバイザーが提案
本当は処分したいのに処分に困る、人からの頂き物。どのお宅にもひとつはあるのではないでしょうか。今回はそんな時に考えたい頂き物との向き合い方についてです。
まずは頂いた方に感謝の気持ちを持つ
頂いたはいいけど「正直いらないかも…」と感じてしまった時、まずは頂いた方の気持ちに注目して感謝することです。もちろん頂いた方はその物を使って欲しい思いで購入したと思いますが、受け取った相手に捨てようかどうしようか悩んで欲しいなんて思わないはずです。
『感謝しているからこそ捨てられない』と思う方も多いと思いますが、相手の気持ちを自分なりにしっかりと受け止められれば、それで十分ではないでしょうか。
一度は開封して使ってみる
頂いたものの、一度も開封せずにしまったまま、処分することに罪悪感を感じることも少なくありません。私自身もそうです。
そんな時に試しているのが、一度でも開封して使ってみること。その上で本当に必要ない、自分に合わないと感じたら処分するでも遅くはありません。
使ってみたら案外使いやすかったり、自分に合っていたりすることもあります。
一度でも開封して使用すれば、『せっかく頂いたのにそのまま捨てるなんて』という罪悪感がほんの少し和らぎます。
"捨てる"以外の方法で手放す
捨てることにどうしても抵抗がある時は、『売る、譲る』という方法もあります。
リサイクルショップやバザー、そして今の時代はフリマアプリが普及しているので、自分にとっては必要ないものでも、誰かが必要としているかもしれません。あくまでもお金にすることを目的とせず、『有効に使ってくれる人のところへ届ける』という気持ちで手放してみてはいかがでしょうか。
「処分」より「使わなかったこと」に罪悪感を持っていた
私も過去に頂き物をななかなか処分できずにしまいこんでいたことがありました。
そして何年かぶりに全く活用されなかったその物を見た時、頂いた相手に申し訳ないという気持ちになりました。
確かに処分することにも罪悪感を感じてしまいますが、ほとんど手付かずにしている方が、相手の気持ちを無駄にしているなと思ったのです。
物よりも気持ちが大切
どんな物であれ、相手から受け取ってきちんとお礼を伝えていれば、相手も喜ぶはずですし、言ってしまえばその後は頂いた物はもう自分の物なので、どのように扱おうが自由なのです。
物自体よりも、相手の気持ちに注目して考えてみると、頂き物との向き合い方もにも少しずつ変化が出てくるはずです。
AUTHOR
miyaco
HSP系整理収納アドバイザー(整理収納アドバイザー1級保有)。片付けと出会ったことで、数年に及ぶ"汚部屋"生活から卒業。「部屋と向き合うことは自分と向き合うこと」ということに気づき、整理収納アドバイザーに。自身がHSP気質であることから、HSP向けの整理収納アドバイスを行うほか、SNSでも発信。
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