HSP整理収納アドバイザーが考える【心と体】を軽くするために一番最初に捨てるものは
ヨガと片付け、一見関係がなさそうですが、心と体を軽くするために共通する思考があると思っています。今回はHSPさんにありがちな思考についてまとめました。
まず手放すべきは「完璧主義思考」
私はHSPで完璧主義思考です。それゆえに、自分で自分を苦しめてしまっていることもしばしば。
HSPさんには完璧主義思考の方が多く見られます。
それが必ずしも悪いことではありませんが、完璧主義思考であることによって起こる弊害を考えてみました。
0か100かで考える
たとえばヨガをするとき、まず完成形のポーズにばかりこだわってしまい、呼吸を疎かにしてしまう。
「ポーズがとれないから向いてない」と諦めてしまう。以前の私がそうでした。
「一度やってできない=向いてないんだ」と、決めつけてしまうのです。
理想が高くなる
整理収納で例えると、雑誌やSNSに載っているきっちり整った収納を見て、それを目指そうとする。それを実現させるために何が必要か、くまなくチェックして同じものを購入する。少しでも違っているとこれではダメだと思い込み、なかなか片付かない…
HSP、完璧主義思考の傾向として、情報収集の深さがあります。
自分が納得するまで調べるので、とことん追求して自分の力で成し遂げることができる方が多いです。ですがその反面、完全なものを求めすぎるので、ハードルが高くなりがちです。
周りの目を異常に気にする
完璧主義思考の方やHSPさんは、自分より他人基準で物事を考えてしまいがちです。
「こうしたら周りにどう見られるか」
「これを言ったら相手にどう思われるか」
判断基準が他人になっているので、何かをするにも自分の意思を見失いかねません。
運動するのは?→健康的な身体を手に入れるため
部屋を片付けるのは?→自分や家族が快適に暮らすため
何かをする上で、目的を「他人」から「自分」にすることで、ブレずに最後までやり通すことができます。
HSPさんは特に、集中してひとりで成し遂げることに長けていますから。
ヨガも片付けも自分と向き合うこと
ヨガも片付けも、一度で完璧にできる人はいません。
ポーズが上手くとれなくても、ゆったり深い呼吸に集中して、自分だけが心地良いと思える時間を過ごすことに意味があると思っています。
部屋づくりも、自分や家族が快適に心地良く暮らすことができたら、見た目はどうであっても構わないのです。
心を軽くするためにまずは完璧主義思考を少しずつ手放せていけたらいいですね。
AUTHOR
miyaco
HSP系整理収納アドバイザー(整理収納アドバイザー1級保有)。片付けと出会ったことで、数年に及ぶ"汚部屋"生活から卒業。「部屋と向き合うことは自分と向き合うこと」ということに気づき、整理収納アドバイザーに。自身がHSP気質であることから、HSP向けの整理収納アドバイスを行うほか、SNSでも発信。
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