整理収納アドバイザーakiさんが実践する【1秒も時間を無駄にしないための収納】とは
片付け・収納と聞いただけで、自分には無理!と拒否反応を示す人や苦手意識を持つ人も多いもの。でも、そんな気持ちを一番理解しているのは、スッキリとした暮らしを発信している、人気インスタグラマーのakiさんかもしれません。彼女のインスタグラム「@shiroiro.home」では、白を基調とした、ミニマリストのような素敵なインテリア写真が続きます。数年前までは「大雑把で部屋は常に散らかっていた」と話すakiさん、今は「自宅が最高のリラックス場所」と話します。
真似したくなる収納や暮らしのアイデアをインスタグラムで発信する整理収納アドバイザーのakiさん。前回のインタビューでは、「部屋が片付くと心が整うと思うようになった経験」を教えていただきました。今回のインタビューでは、収納から心がけまで、akiさんが毎日を健やかに過ごすために意識していることをお話しいただきます。
1秒でも長く、幸せな時間を増やしたい
「縛られることが大嫌い」というakiさん。でも、自分が気持ちいいと感じたことや、やりたいと思ったことには、すぐに実行する行動力の持ち主です。
整理収納アドバイザーの資格も、思い立ってすぐに取得しました。その成果を投稿しはじめたインスタは、フォロワーが26万人以上。その後、企業案件が殺到し、2022年5月には2冊目の著書が出版されます!
この怒涛のような勢いの奥には、akiさんの揺るぎない人生観がありました。
「私の人生の目標は、死ぬ直前に『やりきった!』と思って、死んで行くこと。死ぬ時に、こういうのも、ああいうのもやりたかったけど、できなかった……と後悔して死ぬのは絶対にイヤなんです。明日死ぬかもしれないんだから、すぐにやった方がいい」(akiさん)
それは、akiさんの収納法にも通じる理念です。akiさんの収納法は「めんどうくさい」場所を見つけて、そこを変えていくこと。
「収納も人生も、1秒でも長く幸せな時間を作りたいだけなんです。だから、収納を変えて家を使いやすくすることで、面倒くさいな・嫌だなと思う時間を少しずつ減らします。例えば、家で今からヨガをしようと思っても『家がぐちゃぐちゃだからまず片付けから』というと、そこでまず気分が悪くなってしまって疲れてしまう。けれどそれがキレイだったら…思い立った時、やりたいことをすぐにできますよね。小さなことのように思えますが、人生は1秒1秒の積み重ね。1秒たりとも無駄にせず、やりたいことに取り組めたら、それって"後悔しない人生"になると思いませんか?」
家の中が片付いて、一番リラックスできる場所になった
「外から帰ってきた時、リビングに一歩入ると『疲れが一気に取れるような感覚』も感じられる」と話すakiさん、彼女にとって自宅は「最高にリラックスできる場所」。でも、時にはイライラしてしまうこともあります。
「家の中が一番最高にリラックスできる場所ですが……やはり生理前、生理中はイライラしたり、些細なことでムカついたりします。そういう時は、この状態が良くないなと思って。甘いものを食べたり、紅茶を飲んで、1人になる時間を増やします」
そんなakiさんですが、生理期間中だけでなく、最近は以前より、自分の体と心に意識が向いているそう。
「自分の商品を作りたいと思っているんですが、それもやはりメンタル面と体が健康じゃないとできない。なので、疲れたなと思ったら、深呼吸をしたり、ツボ押し、アロマのお灸、ヘッドマッサージ、玄米カイロ、酵素風呂、YouTubeでヨガやストレッチをするなど。生活の質を上げながら、1人の時間を大切にしています」
自分のコンディションを整えるコツは「自分が嬉しがることを発見すること」と言う、akiさん。今は、アイデアを考えている時間が、すごく好きだし得意だと言います。
「あんなアイテムが欲しい、こんなのがいいかなと構想を練っている時間が至福です。99%失敗するかもしれないけど、失敗を恐れる気持ちより、ワクワクの方が大きい。失敗しても、それはそれでいいかなって。失敗したら、また考えてやればいいと思うんです」。
自身を「鳥のように生きている」と言うその言葉通り、暮らしをのびのびと自由に楽しんでいるakiさん。そんなakiさんの自宅には、1秒も時間を無駄にしないためのヒントがたくさん詰まっています。
プロフィール:akiさん
整理収納アドバイザー。インスタグラムのフォロワーは26万人以上。夫、子供2人の4人家族。無理なく楽しく、試行錯誤しながら見つけだした、白を基本としたズボラ収納法がSNSで話題に。2冊目の著書『1秒片づけ』が2022年5月12日に発売開始(予約受付中)。
AUTHOR
ヨガジャーナルオンライン編集部
ストレスフルな現代人に「ヨガ的な解決」を提案するライフスタイル&ニュースメディア。"心地よい"自己や他者、社会とつながることをヨガの本質と捉え、自分らしさを見つけるための心身メンテナンスなどウェルビーイングを実現するための情報を発信。
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