【更年期障害対策ケア】動悸・息切れの原因とは？症状を楽にするセルフメンテナンス「呼吸＆ツボ押し」

ツボ押しで動悸・息切れを和らげる

次に、動悸・息切れを改善するツボを紹介しましょう。

場所は、手首の手のひら側、手首のしわの小指側にあるくぼみの部分です。これは「神門（しんもん）」と呼ばれるツボ。動悸や息切れを改善する効果があります。

この神門に反対の手の親指を軽く置いて、痛気持ちいいくらいの強さで5秒間かけてゆっくり押します。神門は少し凹んでいるので、指でたどって探してみてくださいね。

5秒間×5回程度押したら、反対の手も同じように押してみてください。

不調が続く・症状がつらい場合は医療機関へ

動悸・息切れは更年期による症状以外が原因になっていることもあります。更年期が原因の動悸だと思っていたら、「実は甲状腺機能障害が原因だった…」というように、別の病気が隠れているという可能性もあります。

よくわからない不調が続いている場合、また辛い症状が出ている場合は、医療機関を受診してみてください。どの診療科を受ければよいかわからない場合は、更年期の女性であればまず婦人科を受診するとよいでしょう。

生活習慣を整える、特に睡眠時間の確保を心がけて

更年期には、動悸・息切れに限らず、さまざまな体調不良が起こりやすくなります。生活の基盤である生活習慣を整えることが、体調を整えることにもつながってきます。

特に日常生活も忙しく、体の中で大変動が起こっている更年期には、休息をきちんととることを忘れないでください。なかでも特に睡眠時間を十分に確保することが大切です。

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