正しい姿勢をキープする!背骨回りの多裂筋を鍛えるヨガポーズ
多裂筋は背骨をつなぐ筋肉です。脊柱を軽く伸展させて鍛えることで、背骨が安定し正しい姿勢を維持。体の軸を保ちながら、しなやかな動きができるようになります。
バッタのポーズのアレンジ:手足の動きに連動させてアプローチ
手足を伸ばして多裂筋を鍛えるトレーニング。コアの筋肉強化には軽めの刺激が有効。オーバーアクションにならないように注意を。
HOW TO
1.うつ伏せで両足を腰幅に開き、両手は頭の前方へ真っすぐ伸ばし、手のひらを床につける。
2.右手、右脚を床から軽く上げ、引っ張り合うように3秒キープ。反対側も同様に、左右交互に5回ずつ行う。
POINT
手足は高く上げるのではなく、引っ張り合って伸ばすのがコツ。背中を使っていることを感じながら行って。
3.うつ伏せの姿勢に戻り、両足を腰幅に開く。両手をお尻の上で組み、あごを床につける。
4.両脚を床から軽く上げる。両手、両脚を後ろに引っ張りながら上体を持ち上げ、頭を前へ突き出すようにして10秒キープ。
POINT
腕を後ろに引っ張り、あごを引き、頭を前へ突き出すようにしながら上体を持ち上げると、効果的に鍛えられる。
これはNG
上体や手足を高く持ち上げるとアウターの筋肉に効いてしまい効果がダウン。思っている以上に小さな動きでOK。
橋のポーズ:つなげて鍛えて機能的なボディに
かかとをやや遠くにセットする橋のポーズで多裂筋を強化。太腿にブロックを挟み、内転筋に連動する骨盤底筋にもアプローチしましょう。
HOW TO
仰向けになり膝を立て、お尻から一足分離れた所にかかとをおく。太腿の間にブロックを挟み、床から腰を上げて30秒キープ。
POINT
骨盤ごと上体を持ち上げ、胸〜膝を一直線のラインに。腰椎だけを使って、お腹を持ち上げないように注意して。
教えてくれたのは…鈴木伸枝先生
養成コースのカリキュラムの立ち上げから講師育成まで、幅広く活躍中。最近パーソナルヨガスタジオをオープン。「自分を生かすYOGA」をモットーに、ヨガ指導を行っている。
※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。
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