【ベッドでたった1分】股関節の柔軟性アップ・下半身の冷えやむくみを改善「仰向け合せきのポーズ」
下半身の冷えやむくみは多くの女性が気になっているお悩みのひとつ。そこで重要になるのが上半身と下半身を繋ぐ「骨盤」です。今回は股関節・骨盤まわりにアプローチする「仰向け合せきのポーズ」をご紹介します。ベッドの上で出来て、冷えやむくみ改善や、生理痛を和らげる効果も期待できる女性に嬉しいポーズです。
股関節の柔軟性アップ!仰向け合せきのポーズ
- 仰向けの姿勢になる
- 両膝を立てた状態から左右に膝をパカッと脚を開く
- 足の裏同士を合わせて3~5呼吸キープする
ポイント:腰が浮きすぎないようにお腹を少し引き込むことを意識する
膝の重みで自然と股関節まわりがストレッチされてほぐれていきます。無理に開こうとするのではなく、呼吸とともに余分な力を抜くことで少しずつ股関節まわりが緩んできますよ。
股関節の辺りに手のひらを当てて擦るとさらに冷え改善効果UP
脚の付け根を温めてあげることで、足先まで温かな血液がめぐりやすくなります。圧は加えず、手を添えてゆったりと心地の良い程度に擦るだけでリンパの流れも良くなり、むくみ改善にもなります。
また、バリエーションとして、両手を上げると背骨も伸びて気持ちが良いです。出来るだけ身体の力を抜いてゆったり呼吸をすることでリラックス効果が高まります。
お尻を上げればヒップアップ効果も得られる
- 仰向け合せきのポーズで両手は手のひらを床にして降ろす
- 両足の小指の側面・踵・両腕でマットを押し、お尻を持ち上げる
- 膝を開き、股関節を天井方向に押し上げるようにしながら3~5呼吸キープする
ポイント:腰に負担がかからない高さでキープする
筋肉の凝りやめぐりの悪さから起こる血行不良と、筋肉不足による血液循環の悪さが冷えの要因だと考えられます。お尻を上げた仰向け合せきのポーズをすることで、下半身の強化と血行促進ができ、同時に引き締め効果も期待できます。また、骨盤調整にも効果的なので生理前後のケアとして行うのもおすすめです。
寝る前or起きた後のベッドの上での新習慣!
仰向け合せきのポーズは、寝る前に行えば一日の疲れをほぐしてリラックス&むくみケアになります。また、朝起き上がる前に行えば、眠っている間に凝り固まった身体をすっきり目覚めさせてくれます。ぜひ日常生活の中に自分のための1分ケアを取り入れてみてくださいね。
AUTHOR
早田凪沙
神奈川・都内ヨガインストラクターとして活動。女性の健康に寄り添うことをテーマに、婦人科系のお悩みや冷えの改善を目的とした『温活ヨガ』をベースにレッスンをお伝えしている。自身が発症した子宮内膜症について、より多くの人に知ってほしいと思い、ウィメンズヘルスライターとしての活動も始めた。
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