アン・ハサウェイが実践する、ゴミゼロを実現するために自分に設けた基準は
地球環境に配慮したライフスタイルを心がけている人は多いはず。『プラダを着た悪魔』や『マイ・インターン』で人気のアン・ハサウェイもその1人。買い物をするときに基準にしていることを明かしている。
プライベートでは2人の子どものママでもあるアン。「ゴミゼロ・ファミリー」を実現するために頑張っているそう。そう決意したのは映画の撮影セットが地球に優しくないことに気がついたから。「撮影中は使い捨てのコーヒーカップやペットボトル、アイドリング中のトラックや廃棄する食品の多さに気がついた。映画『ザ・ハッスル』が完成したときに家庭ではゴミ・ゼロにしようって決意したの」と語っている。
同じタイミングでアンは出産を経験した。「自分が選んだ生き方が次の世代に影響を与えることを実感したの」と話す。さらに無駄な消費や廃棄を減らすことがメンタルにもいい影響を及ぼし、落ち着いた気持ちで過ごせるようになったことに気が付いたとも。「私が育った80年代は新しいもので家をいっぱいにするのが流行りだった。でも今は母親として、息子が将来自分が買ったものにつまずいて『何だこれ? なんでこんなところにあるの?』っていうようなものは買わないことが重要になった」。服でも家具でも自分が長く愛せるもの、流行り廃りのないものを買って長く使いたいと思うようになったと語る。
母親であってもなくても、ものを大切に使う生活が気持ちも整えてくれるのは確か。今度大きな買い物をするときは次の世代が「何これ?」と言わないものを買うのを心がけてみるのも良さそう。
AUTHOR
長坂陽子
ライター&翻訳者。ハリウッド女優、シンガーからロイヤルファミリー、アメリカ政治界注目の女性政治家まで世界のセレブの動向を追う。女性をエンパワメントしてくれるセレブが特に好き。著書に「Be yourself あなたのままでいられる80の言葉」(メディアソフト)など。
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