【4月はEarth Month】未来の地球のために今わたしたちができる7つのアクション

 【4月はEarth Month】未来の地球のために今わたしたちができる7つのアクション
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4月22日は『Earth Day』です。ここ数年、日本そして世界中で「この日は地球の自然環境に優しい行いをしよう」とする人が増えてきましたよね。実は、この1日だけではなく4月は世界中で『Earht Month」として祝われていることをご存知でしょうか?今年は4月全体を通して、地球に優しいアクションを起こすことを心がけてみませんか?

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4月は未来の地球を守るための『Earth Month(アースマンス)』

Simon Berger
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Earth Dayとは?

年に一度、世界中から10億人以上の人々が集まり、地球の”健康”を称え、擁護するために集まっています。それが、『Earth Day(アースデイ)』。

50年以上にわたり、毎年4月22日のアースデイには、地球の健康と、自然環境や生態系をよりよく保全するためになすべきことについて、本質的な会話をするためのキッカケとして機能してきました。

けれど、この日は単なる環境保全の日ではなく、教育やコミュニティ、またエンパワーメントを目的とした日なのです。

Earth Monthとは

ここ最近では、4月全体を環境保護運動の発展と継続的な努力を称える月とするところも多くなっています。それが、『Earth Month(アースマンス)』。

過去、現在、そして未来の環境保護活動を振り返る時間が増えることで、世界中の人々が地球の未来を守るために必要な変化を起こす具体的なアクションに取り掛かっているのです。

そこで今年のアースマンスにできる、地域や地球規模でより健全な地球をつくるために考えてみました。

Earth Monthをお祝いする7つの方法

Toa Heftiba
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1. Earth Monthのイベントに参加する

「何をすれば良いのか」「規模が大きすぎて具体的なアクションが思いつかない」という方におすすめなのが、イベントに参加するということ。

EarthDay.orgでは、世界190カ国以上で開催されるイベントのリストが用意されています。イベントに参加して、環境保全について学んだり、行動したり、自分に合った方法で支援することができます。

また、もし「なかなか参加したいイベントが見つからない・・・」という場合には、自分でイベントを主催することもできちゃうのがすごいところ。EarthDay.orgのウェブサイトでは、イベントを登録することができ、イベントを成功させるためのヒントも得ることができちゃうんです。自分一人のちからではなかなか実現できないことも、仲間がいると頑張れますよね。

2. 環境保護団体へ寄付する

世界中には文字通り世界をより良い場所にするために尽力する無数のNPO団体があります。もし、特定の環境保護に興味を持っている、アクションを起こしたいと考えているようであれば、地元や海外の非営利団体への寄付を検討してみてはいかがでしょうか。

自分の稼いだお金で、世界中、あるいは自分の家の近くのプロジェクトを支援することができると思うとワクワクしませんか?そして、それはとても価値のあるお金の使い方であるようにも思えます。

自分の住んでいる地域の清掃活動や熱帯雨林の保護など、あなたにぴったりのNPO団体を探してみて下さいね。どこから始めればいいのかわからない場合は、Charity Navigatorで専門家が吟味したアイデアをチェックしてみてください。

3. 近隣の清掃活動を行う

清掃活動は、手袋とゴミ袋があれば今すぐにできます。一人で行っても、友達と一緒に行ってもOK!ゴミを一つ一つ拾い集めることで、ご近所がより美しく住みやすい場所になるはず。自然環境問題の視点から見ても、ゴミが水路や野生動物のお腹に入ることを防ぐこともできます。

4. 持続可能な習慣を日常に取り入れる

自覚があろうとなかろうと、私たちには毎日行っているちょっとした習慣や儀式があります。そして、その中には環境破壊につながる影響を与えるものもあるかもしれません。

毎日の習慣をよく観察して「サステナビリティのためになるものはどれ?」と見直してみてはいかがでしょうか?

例えば、朝の長時間シャワーを浴びるのが好きな人は、数分短くしたり、お湯ではなく冷水を使うことを検討してみるなど。また「安かった」「美味しそうに見えてつい買ってしまった」などの理由から使い切れない食材で冷蔵庫が溢れている人は、買い物ルーティンを見直してみたり、残り物を冷凍保存しておくと、生ゴミの量を減らすことができます。

日常生活の中で、より持続可能な選択をする方法はたくさんありまる。自分の身の回りのことから改善できる習慣に目を向けてみると、どんどん次なるアクションにつながってくるかもしれません。

5. 持続可能でない日用品を、環境にやさしいオプションに交換する

使い捨てのプラスチックに依存する社会は、地球の健康に大きな影響を与えていることは、もう多くの方がご存知のことかもしれません。

けれど、プラスチックをカットすることだけが家庭をよりエコでサステナブルにする方法ではないとわたしは思っています。レジ袋やラップの使用量を減らすことは確かに効果がありますが、私たちができることはまだまだたくさんあるはずです。

例えば、一般的な家庭用洗剤の多くは有害な化学物質で作られており、細菌を除去するのと同じくらい環境にも悪いもの。一方で、環境にやさしい掃除用品はたくさんあります。そして、その多くがサステナブルなパッケージを採用しています。また、掃除用具だけでなく、石鹸やシャンプーなどの美容製品も見直してみると美容面での新たな発見や気付きにつながるかもしれませんね。

6. 外に出て、母なる大地を楽しんで!

あなたの周りの世界に感謝の気持ちを表すには、腰を下ろしてすべてを受け入れることが一番ではないでしょうか。

ハイキング、読書、ガーデニングなど、自分の好きなことをして静かな時間を過ごしましょう。忙しい毎日を過ごしていると、なかなか周りの世界とつながる時間が持てないものです。今年のEarth Monthはそんな状況を変えるのにぴったりの機会です。

絶望するのではなく祝福する時間

Ryan Moreno
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言うまでもないかもしれませんが、4月だけ地球のことを考える月ではありません。毎月、そして毎日、地球の健康を改善するために、さまざまな方法で貢献することができます。そして、毎日行う小さな努力でも、大きな影響を与えることができます。その影響をポジティブなものにするのは、私たち一人ひとりなのではないでしょうか。

そして忘れてはいけないのが、感謝する気持ち。アースマンスは絶望するのではなく、祝福する時間にしましょう。楽しいことや喜びばかりが起こるわけではありませんが、それでもわたしたちがこうして生きていくことができているのは紛れもなく地球があってからこそ。今日から毎日、地球に「ありがとう」と伝えてみませんか?

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桑子麻衣子

桑子麻衣子

1986年横浜生まれの物書き。2013年よりシンガポール在住。日本、シンガポールで教育業界営業職、人材紹介コンサルタント、ヨガインストラクター、アーユルヴェーダアドバイザーをする傍、自主運営でwebマガジンを立ち上げたのち物書きとして独立。趣味は、森林浴。



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