「ずっと片付けが苦手だった」整理収納アドバイザーが語る【部屋を整えると、心が整う理由】
部屋から見える、自分の性格・考え方のクセ
わたしが整理収納アドバイザーになった時の話です。
もともと片付けなんてできませんでした。正しくいうと、正しい片付け方を知らなかった、というところでしょうか(「正しい片付け方」については、今後お伝えしていきますね)。40歳を目前に、続けてきたフルタイムでの仕事を、妊活のために辞めました。「子どもがいないと幸せになれない」という、ある意味、呪縛もありました。夫の実家の近くに引越し、「いい嫁でなければ」「いい妻でなければ」とも思っていました。基本、良い子ちゃんなんです。
引越後の家は、一見きれいだけど、収納扉の中はぐちゃぐちゃ。大事な書類をなくす始末。時間があるのに、片付けられなくて自己嫌悪の日々でした。そして、なんとなく受けた、整理収納アドバイザー2級講座をきっかけに、部屋を整えられるようになり、自然と気持ちも整うようになりました。
片付けながら気づいたのが、部屋はわたしの鏡だということ。パッと見はきれいだけど中はぐちゃぐちゃ。外面のいいわたしそのものです。多すぎる物たちが心地よい暮らしの邪魔をしていました。不要な物を手放したら、収納の中もすっきりして、使いやすさもアップしました。気持ちも同じで、「良い子ちゃんでいたい」思いこみを手放したら、憑き物が取れたようにラクになりました。
「子どもがいないと幸せになれない」
「いい嫁でなければいけない」
「いい妻でなければいけない」
これぜんぶ、誰が決めてんっ!自分の人生なんだから、自分が決めたらいいですよね。自分をごまかさず、ご機嫌でいたら、周りにも優しくできる。周りにいる人も幸せなはずです。思い込みを手放したら、すごくラクになりました。
さらに、部屋を片付けて、心が整うことで、やりたいことも見つかりました。家族との関係も、前よりラクに付き合えるようになった。整えたら、いいことばかり。ご褒美がたくさんあります。
AUTHOR
黒山みちよ
片づけたい!変わりたい!を応援する整理収納アドバイザー。整理収納アドバイザー2級講座は毎月開催(オンライン、大阪)。心理学を活かした手放し方や、自分と向き合うワークショップ・個人セッションも人気。収納スペースも、心も、余白があるとラクになる!余白づくりの大切さを、stand.fmでほぼ毎日配信中。 ◆心理カウンセラー/米国NLP協会:トレードマーク:認定NLPマスタープラクティショナー
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