40代で命の危機に瀕したシャロン・ストーンが病気から学んだこと|「健康」を支える2つの柱とは

 40代で命の危機に瀕したシャロン・ストーンが病気から学んだこと|「健康」を支える2つの柱とは
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長坂陽子
長坂陽子
2022-01-19

シャロン・ストーンが病気から学んだ教訓とは。

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映画『氷の微笑』で世界中の目を釘付けにしたシャロン・ストーン。美貌と演技力、知性(ちなみにIQは148!)を兼ね備えた俳優として63歳になった今も映画やドラマで大活躍しているのはご存知の通り。

でも彼女のこれまでのキャリアは波瀾万丈。2001年、43歳のときに脳出血で命の危機に瀕したこともある。手術で一命は取り留めたものの再び話したり歩いたりできるようになるまで2年かかったという。この出来事をきっかけに何よりも健康を優先するようになったそう。

低GI食材中心の食生活と禁酒

そのために食生活も一新。現在はキヌアやレンズ豆、野菜など低GI値の食材を選んで食べるようにしているという。血糖値を急激に上げない低GI値の食材はダイエットにもいいとされているけれど血管の健康を保つためにも効果がある。さらに魚や赤身肉、卵などでタンパク質を摂取。動物性タンパク質も血管を強くするのに役立つそう。

そしてもう1つが禁酒。それまでもあまりアルコールを嗜むタイプではなかったけれど、最近ではまったく飲まなくなったとか。「(脳卒中から回復して)ほんの少しだけ飲むようになった。でも7年前に完全にやめようと思った」。きっかけはなんとマドンナ。実はシャロンとマドンナは同い年。マドンナがエネルギッシュに活躍しているのを見て「私のパーソナルトレーナーに『マドンナがやっていて、私がやっていないことを見つけてきて!』って命令したの(笑)。そうしたらトレーナーが『彼女はお酒を飲んでいない』って。だから試しに3か月やめてみたら体がものすごく変わった」。肌や体型だけでなく、体力も明らかにアップしたことからそれ以来アルコールはやめているそう。

美しく年を重ねていくためには健康であることが欠かせない。平均寿命が伸びている日本でも元気に活動的に暮らせる寿命、いわゆる健康寿命の大切さを若いうちから意識している人が増えている。シャロンが病気から学んだ教訓を参考にしたい。

シャロン・ストーン
1996年頃のシャロン・ストーン。公開の映画『悪魔のような女』に主演。
photo by Getty Images

 

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長坂陽子

長坂陽子

ライター&翻訳者。ハリウッド女優、シンガーからロイヤルファミリー、アメリカ政治界注目の女性政治家まで世界のセレブの動向を追う。女性をエンパワメントしてくれるセレブが特に好き。著書に「Be yourself あなたのままでいられる80の言葉」(メディアソフト)など。



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