壁さえあればできる!猫背や巻き肩を解消する30秒ストレッチ

 壁さえあればできる!猫背や巻き肩を解消する30秒ストレッチ
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「硬い筋肉をゆるめるには30秒を目安にゆっくり伸ばすストレッチが効果的」と話すのは、ヨガティーチャーの鈴木伸枝先生。一日中デスクワークで前かがみの姿勢になり、背中や肩回りがガチガチになっている人に試してほしいストレッチをご紹介。壁さえあればできるので、仕事の合間に行っても◎!

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大胸筋+前鋸筋を伸ばして胸を開きやすく!

30秒ストレッチ
(Illustration by Misako Nakagawa)

胸骨~鎖骨、上腕骨へと広がる大胸筋は、肩関節をさまざまな方向に動かす筋肉。その下に重なる前鋸筋は、肋骨~肩甲骨をつないで肩甲骨を外へ開く働きをします。このストレッチでは、肩甲骨を寄せながら胸の前をまんべんなく伸ばして。2つの筋肉が同時にほぐれ、猫背の姿勢によって起きる体の力みも改善されます。

HOW TO

30秒ストレッチ
(Photo by SHOKO MATSUHASHI)

1.壁の前に立ち、肩の高さで肘先~手のひらをつける。両脚は軽く前後に開く。

2.手の位置はそのままで上体を外側に軽く開き、胸の前を開いて30秒ストレッチ。反対側も行う。

こんなポーズがラクになる!

ウシュトラーサナ(ラクダのポーズ)

胸が大きく開くと無理な後屈による力みが取れ、腰への負担も軽減。

教えてくれたのは…鈴木伸枝先生

ヨガと解剖学にかかわる幅広い知識をもとに、養成コースのカリキュラム作成、講師育成などで幅広く活躍。「自分を生かすYOGA」をモットーに、心と体をつくるヨガ指導&パーソナルスタジオも好評。www.nobuestyle.com

※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。

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Photos by Shoko Matsuhashi
Illustration by Misako Nakagawa
Edit&text by Nobuko Okamoto
yoga Journal日本版Vol.55掲載



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