ポリシーという名の壁|完璧主義女子が陥りがちな罠とは

 ポリシーという名の壁|完璧主義女子が陥りがちな罠とは
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伊藤香奈
伊藤香奈
2018-04-05

いつもまわりから「しっかりしてる!」と言われて頼られて、真面目で完璧主義。そんな頑張り女子ほど、実はヨガの学びを活かせていない人が多いのかも?! 私のこと…?と思ったヨガ女子は、今すぐ見直してみて。きっと、もっと、人生もヨガも楽しめるようになるはず!

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完成形ばかりを求めない

ヨガのポーズでも、全部完璧にできるわけじゃないですよね。わかってはいるけど、できない自分に、「全然ダメ!」とみずから烙印を押していませんか?例えば足を前に伸ばした前屈は、身体がぺたーっと足にくっくかないと、ポーズの効果が100%感じられないわけではありません。どんなカタチであっても、そこに意識を集中して、呼吸で少しずつほぐしていくことができたらそれでよし。恋愛で仕事でも、完璧を求めすぎず、等身大のあなたをまずは認めてあげて、今の自分で感じられることに100%集中するほうが、完成形を手に入れるよりよっぽど大切です。完璧主義になりすぎて、今の自分で得られる効果や成長を、おざなりにしていないか、もう一度見直してみて。

できるからすごいわけじゃない

柔軟性の高い人が、簡単に開脚前屈ができて、ペタ―ッと上体を床につけられていても、そこに意識も呼吸もなければ、まったく意味がありませんよね。あなたがもし、頼られる存在であるなら、きっと何でもそつなくこなせる能力を持ち合わせていることでしょう。でもその分、丁寧に仕事することや、想いを込めることを忘れてしまってはいませんか? できるポーズこそ、より丁寧に、より細部にまで意識を行き渡らせることが大切。ヨガのポーズを通して、そんな学びも得られていたらGOODです!頑張りすぎているあなたは、「できる・できない」だけで判断していないか、その過程やそこに込められている想いに、もう一度、目を向けてみてはいかがでしょうか。

できないことや今の自分に目を向けることが大事

何でも頑張れるあなたは、努力もできるし考えることもできるし本当にステキです。だからこそ、頑張る方向を間違えないように、まずは今の状態をしっかりと見つめること、そして、できる・できないでジャッジせず1つ1つに想いを込めることを意識してみてはいかがでしょうか。今までのヨガとは違った形でヨガの哲学を上手に生活に取り入れて、生活を豊かにしていきましょう!

ライター/伊藤香奈
2012年、全米ヨガアライアンス200時間を取得。新規ヨガイベントの立ち上げや新人講師発掘オーディションのプロデュース責任者等を歴任。800人以上のインストラクターと出会い、現在ヨガ雑誌やイベントの第一線で活躍するインストラクターを数多く育成、輩出する。2017年に、セミナー講師、ヨガインストラクター、ヨガワークライフコンサルタント、ヨガインストラクター向けキャリアアドバイスセミナー講師として独立。

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