53歳のジュリア・ロバーツ、体型維持の秘密と「年齢を重ねること」への思い
現在53歳のジュリア・ロバーツが、若さと美貌の秘密を語った。
1990年に公開、世界中で大ヒットした映画『プリティ・ウーマン』。主演のジュリア・ロバーツの飾らない笑顔に憧れた女性も多いはず。あれから30年以上が経つけれど、彼女の笑顔は今もキュートでゴージャス。その彼女の若さと美貌の秘密をインタビューから探ってみたい。
「炭水化物は抜かずに体型維持」の秘密
あるインタビューで「炭水化物抜きダイエットをしたこともあるけれど、続かなかった」と告白したジュリア。パンやマフィンの誘惑に勝てなかったそう。そこでジュリアは栄養士キャリー・ワイアットの力を借りて炭水化物を食べつつ体型をキープできるメニューを作ってもらったという。ワイアットがそのメニューを明かしている。朝はグラノーラ、キャロットマフィンかバナナマフィン、そのシーズンにあったベリー類、ヨーグルト。ランチはポレンタ(とうもろこしの粉)や大麦のピラフ。夕食は白身魚かサーモンに野菜、キヌアを食べているそう。
ランチと夕食に選んだ炭水化物、ポレンタ、大麦、キヌアにはある共通点が。それは食物繊維が豊富なこと。だから腸の毒素を排出し、体の中を綺麗にしてくれるというメリットがある。またポレンタはビタミンやミネラル、アミノ酸が多いので美肌効果も。キヌアは鉄分やカルシウム、カリウムがたくさん含まれているので貧血防止、骨粗鬆症の予防、むくみ解消などにも効果がある。どの食材も「炭水化物を食べないと食事した気分になれない」という人におすすめだそう。こういった体にいい炭水化物を食べつつ朝食に糖分の多いグラノーラやバターを含むマフィンなど重めのもの、おやつにはスイーツを楽しんでいるというジュリア。ちなみにお気に入りのお菓子はクッキー。「クッキーはどんなものでも好き」というほど。
エクササイズよりもヨガが好き
エクササイズも彼女のスタイルをキープする上では欠かせないそう。好きなエクササイズはヨガ。新聞「インディペンデント」のインタビューでヨガの良さを語っている。「エクササイズそのものはあまり好きではないの。でもヨガをやった後のスッキリした気持ちが好き」。ジュリア曰く「達成感、頭がスッキリするところ、自分の体のしなやかさや強さを感じられるところがいいの。そういうものを感じることで自分自身を意識することができる」。
ジュリアは今年10月で54歳。最近のインタビューで自然に美しく年を重ねる秘訣について語っている。「年をとるということに抵抗しないようにしているの。望むと望まないとに関わらず人は年をとるということを学んだの」とジュリア。このナチュラルな姿勢がジュリアの笑顔を作っているのは間違いなし。
AUTHOR
長坂陽子
ライター&翻訳者。ハリウッド女優、シンガーからロイヤルファミリー、アメリカ政治界注目の女性政治家まで世界のセレブの動向を追う。女性をエンパワメントしてくれるセレブが特に好き。著書に「Be yourself あなたのままでいられる80の言葉」(メディアソフト)など。
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