「塩+キウイ」が熱中症を防ぐ?食べる点滴「塩キウイ」の作り方【管理栄養士が提案】
2021年の夏も暑くなりそう。スーパーで買える旬のフルーツを使った熱中症予防対策をご紹介!
塩+キウイで熱中症対策を!
気象庁の3ヶ月予報によると、2021年の夏は平年より気温が高くなる見込み。マスク生活も継続しており、ふと気を抜くと熱中症で倒れてしまった…なんてことがありそうです。例年以上に、熱中症対策は必須と言えるでしょう。
「熱中症予防には水分補給が大切ですが、水ばかり飲んでいると汗で失われたミネラルがさらに薄まり、熱中症のリスクに。水分と一緒にミネラルも補給する必要があります」と話すのは、管理栄養士の渥美まゆ美先生。
ミネラルとは、ナトリウム(塩分)、カルシウム、マグネシウム、カリウムなどのことで、体の機能を調整する働きがあります。ミネラルは体内では作ることができないため、食べ物から摂取する必要があります。
ちなみに、熱中症になってしまった場合、治療として点滴を打つことがありますが、実は点滴には「糖・塩(ナトリウム)・カリウム・マグネシウム・カルシウム」が含まれているのです。
ちなみに「糖・カリウム・マグネシウム・カルシウム」をバランスよく含む食べ物が、キウイ。だから、キウイに塩を加えるだけで点滴と同じ成分に!熱中症予防に必要な5つの栄養素を、「塩+キウイ」で手軽に摂れるというわけです。
塩キウイの作り方
材料
キウイ・・・1個(可食部100g)
塩・・・0.5g~1g
作り方
ビニール袋に皮をむいて適当な大きさにカットした完熟のキウイを入れ、塩をひとつまみ入れてよく揉む。
たったこれだけで、食べる点滴の出来上がり!
そのまま食べてもいいですし、お水を加えてスムージーにしても◎。ぜひ試してみてくださいね。
教えてくれたのは…渥美まゆ美先生
管理栄養士、フードコーディネーター。Smilemeal代表 保育園勤務や大手料理教室の講師などの経験を生かし、小さい子どもからお年 寄りまで、幅広い世代の食と健康に関わる活動をしている。
AUTHOR
ヨガジャーナルオンライン編集部
ストレスフルな現代人に「ヨガ的な解決」を提案するライフスタイル&ニュースメディア。"心地よい"自己や他者、社会とつながることをヨガの本質と捉え、自分らしさを見つけるための心身メンテナンスなどウェルビーイングを実現するための情報を発信。
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