『余命300日の毒親』(KADOKAWA)
30代フリーランス漫画家を襲った介護の現実。毒親の暴言と福祉拒否で追い詰められた経験
両親のがん発覚を機に30代半ばで介護が始まった、漫画家の枇杷かな子さん。『余命300日の毒親』(KADOKAWA)はご自身の経験を基に描いたセミフィクション作品。福祉サービスを猛烈に拒否する両親により、負担はじわじわと増加していく。フリーランスの仕事中でも構わずかかってくる父親からの電話、介護用具を勝手に返却される理不尽さ。女性の働き方を軽視する父親の態度に苦しみながらも、母を守るために距離を置けずにいた枇杷さんが語る、希望と失望を繰り返した介護の実情とは。
30代で介護が始まり、うつで「死にたい」が頭をよぎった日々。毒親でも離れられない複雑な心理
自身の経験を基に描いたセミフィクション作品『余命300日の毒親』(KADOKAWA)の著者・枇杷かな子さんが語る介護の現実、後編。介護開始から半年後に始まった介護うつ、「死にたい」という思いが頭に浮かんだ日々。毒親でも離れられない複雑な心理とは何か。70%の憎しみと30%の情、親戚の目、母を守りたい気持ち。枇杷さんの体験談から、「親を捨てたいけれども、捨てられない人」へ向けた、自分を守るための具体的なアドバイスを聞いた。
【漫画】見捨てるわけにもいかず…介護サービスを拒否するものの呼び出してくる毒父に振り回される困難
辻ヒトミ36歳。72歳の父親の余命が300日だと告げられます。父親は暴力・モラハラをしてきた「毒親」です。介護サービスは拒否するのに、用事を依頼してくる父親にヒトミは振り回されます。完全に見捨てるわけにもいかず、なんとか介護サービスを利用してもらえるよう試みます。※本記事は『余命300日の毒親』(KADOKAWA)より編集・抜粋しました。
【漫画】毒父の要介護認定の結果も出て、ケアマネジャーとのやり取りも始まるものの、安心できない理由
辻ヒトミ36歳。72歳の父親の余命が300日だと告げられます。父親は暴力・モラハラをしてきた「毒親」です。介護保険申請手続きが進み、要介護認定調査員の訪問がありました。認定結果も出て、ケアマネジャーさんとのやり取りも始まります。少しほっとするヒトミでしたが、まだ困難が待ち構えているのでした。※本記事は『余命300日の毒親』(KADOKAWA)より編集・抜粋しました。
優しいところもあった…「親の異常性」を認めることの難しさ。毒親と絶縁した今思うこと【経験談】
激しい衝突をする両親、5歳で母親が自死。その後、大好きな祖母と暮らすことになり、幸せな日々を送れると思いきや、祖母はアルコール依存だった……。『さよなら毒家族 アルコール依存症の祖母の呪縛から解放されて私を取り戻すまで 』(KADOKAWA)には、漫画家のゆめのさんの壮絶な体験談が描かれています。現在では、実家と疎遠になっているというゆめのさん。家族との距離の取り方や、距離を取ることでのご自身への変化、「うちの親はおかしい」と認めることの難しさについて伺いました。※本記事にはセンシティブな表現が含まれます。
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