『性のモヤモヤをひっくり返す! ジェンダー・権利・性的同意26のワーク』(合同出版)
親子関係にもあるバウンダリー(境界線)。親も子も「NO」を受け取る心の準備のために必要なこと
ここ数年で性教育への注目は高まってきており、「子どもに教えなくては」と思いつつも、そもそも自分が学んでいなかったり、教え方がわからなかったりする大人も少なくないと思います。一般社団法人ちゃぶ台返し女子アクションが制作した『性のモヤモヤをひっくり返す! ジェンダー・権利・性的同意26のワーク』(合同出版)は、中学生以上の子どもを対象にした性教育の本です。気軽に取り組めるワークも載っており、大人も一緒に学ぶことができます。同団体の出版チームである大友久代さん、戸谷知尋さん、中村茜さんに、暴力を見たときに傍観しないための方法や、自分と他人の間にある見えない境界線(バウンダリー)等について伺いました。
更年期・ジェンダー……人生の中盤戦で知っておきたい「性」の話『50歳からの性教育』【レビュー】
数年前から「性教育」が注目される機会は増えていますが、基本的には子どもに向けたもの。とはいえ、今の大人たちも性教育を十分に受けられた人の方が少ないと思います。『50歳からの性教育』(河出新書)では、更年期・セックス・パートナーシップ・性的指向と性自認・性暴力について、それぞれの専門家が50歳以降の人生で大切になってくることを綴っています。「50歳から」とありますが、もっと若い世代が読んでも気づきや発見がありました。
少年院で助産師が性教育|性的同意・デートDV・避妊・性感染症予防「一人で悩まないで」
生理不順・避妊・性感染症・パートナーとの関係等……性に関することは気軽に相談しにくいですよね。株式会社ネクイノは、大阪市の心斎橋より徒歩3分の場所にある、婦人科クリニック「さくま診療所」と連携したユース向けの相談施設「スマルナステーション」を運営しています。若者がいきなり婦人科へ行くことのハードルが高いため、相談施設としてクッション的な役割を担っています。日頃から出張講演なども実施しており、2023年6月には兵庫県にある少年院である加古川学園で性教育講演を行いました。なぜ少年院で性教育講演が必要なのか、若者の反響から見えたことなど、講演を担当した助産師の神保ゆうこさんにお話を伺いました。
「コンドーム=恥ずかしい」というイメージ。パートナー、性教育…話し合いや捉え方を変えるコツとは?
コンドームは避妊や性感染症予防のために必要なものなのに、「セックスのときに使うもの=エロ」のイメージがあり、コンドームという単語すら恥ずかしい人もいるのではないでしょうか。ネットで「コンドーム」と検索するとアダルトコンテンツが出てくることも。SNSでコンドームを中心に性に関する情報発信を行っているコンドームソムリエAiさんは「10代の子がSNSで『コンドーム』と検索した際に、正しい情報に辿り着けるようにという思いで発信を始めました」と話します。後編ではAiさんに性に関して話し合いをする際のコツなどをお伺いしました。
【男の子と性の会話はハードルが高い?】専門家が解説!思春期男子の「性教育」で気を付けるべきこと
ここ数年で社会における包括的性教育への関心は高まり、性に関する話は少しずつタブー感が薄れつつある。一方で、男子・男性の性の悩みは「悩みを打ち明けるのは男らしくない」等のジェンダーバイアスも影響し、話しにくさは残っているのではなかろうか。 性教育は「性暴力の被害者・加害者・傍観者にならないためにも必要」とも言われるが、「加害者=男性、被害者=女性」のイメージも強い。『マンガでわかる オトコの子の「性」 』(合同出版)の著者で、性の啓発活動を行うNPO法人ピルコン理事長の染矢明日香さんに、男の子の性の悩みや男の子への性教育での注意点について伺った。
健康診断で「脂質異常症」と診断された人が食べるのを避けた方がいい食べ物3つ〈管理栄養士監修〉
尿漏れ・ぽっこりお腹対策に【骨盤底筋を簡単に鍛える方法】ながらで出来る「座ったままトレーニング」
「納豆」そのまま食べたら損!一緒に食べると老化防止になる具材とは?管理栄養士が解説
「常温で放置してたわ…」ナッツのカビに注意!安全な保存方法は?管理栄養士が回答
「気づかず食べてたわ…」幸せホルモンがどんどん減ってしまうNG食べ物とは【管理栄養士が解説】