プリっとした美尻を目指すため鍛えるべき筋肉は大殿筋・深層(股関節)外旋六筋・ハムストリングス(もも裏)そして多裂筋です。
大殿筋はお尻を形成するお尻のほっぺた部分で、脚を後ろに引いたり外に捻ったりすることで働く大きな筋肉です。丸みはもちろんですが、ボリュームを出したい場合もここを鍛える必要があります。大殿筋の深部にある深層(股関節)外旋六筋は、文字通り股関節を外旋させる筋肉ですが股関節を安定させ、正しく動くために役立ちます。ここが弱ってしまうと内股などになり、お尻のラインを崩す原因になる可能性があります。
ハムストリングスは太ももの後ろ側に位置する筋肉群で、膝を曲げたり脚を後ろに引いたりする時に使われます。ここを鍛えることでお尻と太ももの境目をしっかり作ることができます。
多裂筋は背骨同士を引き付けて安定させる役割がある筋肉です。大殿筋がつく仙骨を引き付けることによって垂れ尻を防ぐことができます。
大殿筋・深層(股関節)外旋六筋・ハムストリングス・多裂筋を一気に鍛えられるのがうつ伏せで行うカエル足エクサです。まずは少ない回数からでいいので、ポイントを押さえながら確実に行って継続していきましょう。
<やり方>
1)マットの上にうつ伏せになる。腰骨などが当たるのが気になるようであればタオルを敷く
2)両膝を曲げて膝をマット幅程度に広げ、足裏同士を合わせる
3)両手を重ねておでこの下に敷く
4)足裏を押し合いながら膝を上げる
<ポイント>
・膝を上げる際は恥骨が浮かないようにする
・足は真上に向かって持ち上げる
・勢いを使わない
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