コロナ禍のマスク生活で表情が分かりづらいことも多かったですが、最近はマスクを取ってコミュニケーションする、写真撮影をする機会も増えてきました。撮影した写真を見てみたら、自分の笑顔に違和感を感じたことはありませんか?そんな時、もしかしたら
● 口角を真横に引いている
● 奥歯を噛みしめながら笑っている
● 唇同士を押し合いながら口角を横に引いている
このような笑い方をすると、咀嚼筋である咬筋が働いてエラが張ったように見えてしまったり、顎先の筋肉であるオトガイ筋が使われて顎が梅干しのようにボコボコと浮き出てしまったりします。
そうならないためにも表情筋をほぐしておく必要があります。今回は自然な笑顔になるポイントと意識して欲しい表情筋について解説していきます。
咀嚼筋は字のごとく食べ物を咀嚼するときに働く筋肉のため、日常的に使われています。加えて、笑う際に働かせていたり、食いしばりや歯ぎしりなどの癖があったりするとさらに硬くなってしまいます。本来使いたい部分を意識する前に、まずは咬筋をほぐしましょう。
<やり方>
1)手を猫の手(グー)にして、口角から耳の間、噛んだ時に動く部分に関節の間を当てる
2)優しい力で円を描くようにくるくる回しながらほぐす
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笑顔を作る際、口角を斜め上に引き上げる筋肉である大頬骨筋と小頬骨筋を使うことでフェイスラインをスッキリさせることが出来ます。この筋肉は頬を吊り上げるいわばサスペンダー役です。
しかし、近年のマスク生活の影響などで無表情の生活が続いているとたるみやすい部分でもあります。練習する際は意識しやすいようにぜひ鏡を見ながらやってみましょう。
<やり方>
1)口角を目尻に近づけるように斜め上に引く
頬のあたりがじんわり疲れる感じが入っていればOKです。
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