涙袋とは下まぶたの縁に沿ってできるふくらみの部分で、目の周りをぐるっと囲む眼輪筋の発達によって形成されます。「涙」という漢字が入っていることで涙を溜めておく部分と思われがちですが、筋肉の盛り上がりによるものになります。
涙袋により目元がはっきりして見える、可愛らしい印象を与えるとされ、女性芸能人などの影響もあり涙袋ブームとなったと考えられています。
眼輪筋の発達度合によって目立つかどうかが変わってきます。何もしなくても元々発達している場合もあり、個人差や左右差も大きい部分になります。普段は目立ちにくい人でも、笑ったときなど目を細めたときに盛り上がることがあります。これは目を閉じる際に眼輪筋の下部が上に持ち上げられるためです。
また、元々は目立っていた場合も加齢による筋肉の衰えや涙袋の下に脂肪の膨らみができることで境目がなくなり、目立ちにくくなることもあると言われます。
近年は涙袋を作るためにヒアルロン酸の注入などの施術も存在しますが、お金をかけない整形とも呼ばれる表情筋トレーニングによって涙袋を作る方法をご紹介いたします。
1)片手でピースの形を作り、目頭と目尻に当てる。
2)下まぶたで上まぶたを迎えに行くように持ち上げる。
3)何度かくり返す。