「アンダーヘア、無くすべき?残すべき?」元脱毛サロンスタッフが教えるアンダーヘア処理のこと
アンダーヘアをどうしたらいいのか悩んでいませんか?今日は元脱毛サロンでも働いていた筆者がアンダーケア事情をお話しします。
アンダーヘア脱毛、最近は〇〇が多い!
私が脱毛サロンで働いていた頃はちょうどVIO脱毛の価格も安くなり始め、アンダーヘアの処理についての関心が集まり始めた頃でした。
当時はIOは完全に脱毛し、Vラインは綺麗に整えるだけにして残したいという要望の人がほとんどでしたが、最近はアンダーヘアを全て無くす人が増えてきました。
下記は全国に 176店舗のサロンを展開ししている美容脱毛サロン『ミュゼプラチナム』の美容情報メディア「mismos(ミスモス)」にて行われた、20代女性の2021年最新VIO脱毛事情についての調査結果です。
以前実施された全年齢を対象にしたアンダーヘアのデザインに対する調査では、「逆三角形」「スクエア型」が人気で「全処理(ツルツル)」は3位とそこまで多くありませんでしたが、2021年の調査ではアンダーヘアは全処理したいという方が半数以上を占めています。
アンダーヘアを無くすことはベストな選択?
アンダーヘアはナシにすることがベストなのでしょうか?筆者の考えをまとめました。
膣の健康のためにI・Oの処理はした方が良い
アンダーヘアーには、ショーツのラインであるVライン、陰部周りのIライン、肛門周りのOラインがあります。
そもそもアンダーヘアがある理由としては、毛があることで陰部の乾燥を防ぐため、また粘膜で覆われているインプを外的な刺激から保護するため、性を惹きつける匂い=フェロモンを放出しやすいためだと考えられています。
しかし衣服をまとって生活する現代においては、下着で覆ってしまうので風通しが悪くなり不潔になりやすいということもあります。そのためケアが必要になってきます。
特にIラインやOラインは排泄物を出す部分に近いので、縮れている陰毛にはまとわりつきやすいです、また、排泄物に限らず皮脂もまとわりつきます。風通しの悪い陰部は匂い、かぶれの原因にもなります。
IラインやOラインは、ぜひ脱毛処理していただくことをオススメします。
ヘアによる刺激で炎症の原因になることも
アンダーヘアが守っているのは、肛門や膣の粘膜などデリケートな部分。しかし、その毛に排泄のあとの拭きとりに使用したティッシュのカスがまとわりついてしまいます。またティッシュで拭きとる際に、毛を擦り付けていることになり、乾燥や炎症を引き起こす原因にもなります。さらにその摩擦によって色素が沈着し黒ずみの原因にもなります。デリケートな部分だから、影響が他の皮膚より受けやすいです。
Vラインの脱毛は自由!でも整えた方がベター
VIO全ての毛を処理したツルツルの状態は「ハイジニーナ」と呼ばれます。海外では多くの人がハイジニーナであったり、近年日本でも選ぶ人が増えてきました。
私自身も海外で暮らしていた時に、ハイジニーナが多いと感じることがありました。それは下着屋さんでショーツを選んでいた時のこと。日本では下腹部全体を覆ってくれる「安心なショーツ」の形ばかりだったのでアンダーヘアを気にする機会は少なかったですが、海外の下着はアンダーヘアを整えてないと毛がはみ出して履けないというデザインのものや、明らかにハイジニーナしか履けない全てレースのものが主流。このことから、海外の人はアンダーヘアを全処理している人が多いのだなと感じました。
とはいえ、まだまだ日本ではハイジニーナに抵抗がある方もいます。温泉文化があり、毛がないと性器が丸見えになってしまうため、抵抗があるという人も。
脱毛する・しないは、自分の好みでいいと思います。特にVラインに関しては、全処理ではなく少し残して整えるという方法もおすすめです。
ただ生えっぱなしで長さもバラバラというのは、衛生的にはおすすめしません。パートナーへのエチケットとしても、例えば陰毛が相手の性器を傷つけたり、絡まることもあるからです。
髪の毛と同じ、アンダーヘアーもファッションとして楽しんだり、整えておきましょう。
アンダー
AUTHOR
yurina
美容専門学校を卒業後、更にカナダの美容専門学校へ留学。カナダ滞在中にメイクアップアーティストとしても活動。 もともと自身の肌が弱いことと世界旅行が趣味ということもあり、オーガニックコスメに魅了され、帰国後オーガニックコスメのセレクトショップで働きながら化粧品成分、オーガニックコスメについて学ぶ。オーガニックライフを送る中で、自分の生き方とヨガが通ずるものがあると感じ、ヨガインストラクターの資格を取得しにハワイへ。フリーのヨガインストラクターとして現在名古屋・岐阜を中心に活動中。
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