【野沢和香さんに学ぶ言葉とヨガ】ネガティブと一緒に生きよう!自分に「大丈夫」と言ってあげるポーズ
心配事や不安、誰にも言えない悩み…etc、マイナスの感情に飲み込まれそうになることはありませんか?ネガティブに振り回されず、自分の気持ちとうまく向き合えるようになるヨガ的方法をアドバイス。
Today’s key word ネガティブと一緒に生きていく力を養おう
「時には開き直りも大切。 弱さに気づけると自分を守るすべが見つかります」
前に進むことを意識していた日常が、コロナ禍で強制的にストップしたり、反対に後退したり……。そういう時間を過ごす中で漠然とした不安に襲われ、翻弄された人も多いかもしれません。
ネガティブな感情は、誰もが持っているもの。もし今、不安や悩みを抱えているなら一度、掘り下げてみるといいかもしれません。方法は、ヨガでも、瞑想でも、ノートに気持ちを書いてみることでもOK。気持ちが整理されると、ネガティブな感情の根底にある、自分の弱さに気づくかもしれません。弱さは悪いものではなく、それに気づくのはすごく怖いけれど、実はすごく大事。弱さを持つ自分を許し「それが今の自分!」と開き直って受け入れると、ネガティブと一緒に生きていく強さが養われるのだと思うのです。すると、心に余裕が生まれ、次のチョイスを考えることができ、自分をケアしたり、守るすべも見つかります。
そこで今回は、自分の内側を見つめ、守られる安心感を味わえるクルマーサナを、ご紹介。内に入る感覚を感じてみて!
自分を見つめ、自分に「大丈夫」と言うポーズ
クルマーサナ
前屈ポーズで自分の内側に意識が向け、体の感覚を繊細にキャッチ。痛みや違和感を感じたら、無理のないところまで姿勢をゆるめて。その判断が体を守ることになり、今の体の状態を認め「どんな自分も大丈夫!」と思えるように。
HOW TO
膝を外に開いて座り、左右の足の裏を合わせる。かかとをやや遠くに離し、両脚でひし形をつくる。
上半身を前に倒し、片方の前腕を膝の下にくぐらせ、肘をマットにつけ、もう一方も同様に。
両手は足首を包むようにおく。お尻を深く落とし、腕と膝で押し合い、背筋を長く伸ばしてから吐く息で背中~首の力を抜き、5呼吸。
できる人はこちら!
長座から自分の限界の70%ぐらいまで開脚し、膝を曲げる。
腕を頭上に伸ばし、上半身を斜め上に引き上げて体側を伸ばす。反対も。
左手を下げ、腕を膝の下に深く入れる。右手も同様に。ゆっくり膝を伸ばし、足先を上に向けて5呼吸。
モデル&ヨガインストラクター…野沢和香さん
雑誌『STORY』(光文社)や CMなどで活躍するモデル。2007年にRYT200を取得後、ヨガインストラクターとしても活躍。2018年6月にRYT500を取得。
※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。
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