しなやかな強さが手に入る?!「レジリエンス」とは?|野沢和香さんに学ぶ「言葉とポーズ」
人気モデルであり、ヨガインストラクターの野沢和香さんが大切にする言葉とポーズを伝授する新連載。第1回は、コロナ禍を有意義に過ごすためのヨガ的ヒントをアドバイス!
Today’s key word「レジリエンス」〜しなやかな強さ〜
緊急事態宣言による外出自粛期間中、私が実践したレジリエンスな行動はYouTubeチャンネルを充実させる勉強。時間がある今がチャンスと思い、動画編集などをあらためて勉強しました。
困難な状況で内なる強さを発揮し、自らを逞しく成長させながら復活へと向かう
新型コロナウイルスの影響で、今までと状況が大きく変わりました。家族や友人と会えなくなったり、仕事がなくなったり...。寂しさや不安、恐怖を感じることもあるかもしれません。そういうときは、自分の気持ちにフタをせず、認めて寄り添ってあげることが大切。自分の心の動きに自覚的になること、そして落ちたときに自分がどうしたらバランスをとれるか、その方法を探ることです。
「レジリエンス(Resilience)」は、そんな今、シェアしたい言葉。直訳すると回復力、復元力。困難な状況に直面し振り回されたとしても、決して諦めることなく、自分自身を成長させながら復活へと向かう、しなやかな強さを表します。
自分を立ち上がらせる強さって、実は自分の内側にあり、私たちみんなが持っているものなんですよね。それに気づくことができると、ネガティブな状況でも自分を信じる力が湧き、自らをアップデートさせて乗り越えられるようになります。今回は、そんなレジリエンスを体感できるポーズをご紹介。ぜひ、トライしてみて!
しなやかに復活する心と体を育てるポーズ
チャレンジは成功の第一歩!:パールシュヴァヴジャダンダーサナ
難度の高いチャレンジポーズは不安定になりやすくバランスを崩しがち。失敗から学び、挑戦し続けることで強い心と体が育まれます。
右腿に左足首をのせ、足裏を右脚の外側のラインに合わせる。お尻を後ろに引きながら膝を曲げる。
右脚に体重をのせ、上半身をゆっくり前に倒していき、両手を床につく。目線は前方に。
両手を右に移動させながら上半身を右に深くねじる。左足裏を右上腕につけ、両脇を締める。
左膝を引き上げ、肘を曲げて重心を前に。そのまま右脚が自然と浮くまで重心を前にかけていく。
肘が開かないよう両脇を閉じてお腹を引き上げ、右脚を左側へ伸ばす。右脚の拇指球を押すようにする。反対側も。
これでもOK
左脚を前に、両脚をクロスして立つ。左膝を曲げながら右脚を左に蹴り出し、右手は床に。左手で右足裏を内側から持ち、左肩が右膝の前にくるようにする。反対も。
マットの上から起き上がるときは新しい自分に:シャヴァーサナ
屍になったイメージで全身脱力し、心配事や悩みから解放。静かな気持ちで自分の体と心を見つめましょう。
仰向けになり、脚を腰幅よりやや広めに開く。手のひらを上に全身の力を抜き、すべてを手放すイメージで深い呼吸を繰り返す。
ブラトップ¥6,727/エミリースー、レギンス¥9,818/バーリー(ともにKIT www.kitstore.jp)
教えてくれたのは...モデル&ヨガインストラクター 野沢和香さん
雑誌『STORY』(光文社)やCMなどで活躍するモデル。2007年にRYT200を取得後、ヨガインストラクターとしても活躍。2018年6月にRYT500を取得。
※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。
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