瞑想が苦手な人におすすめ、野沢和香さんもやっている!初心者でもできる「光の瞑想」
瞑想は難しい...と敬遠しがちな人や、初めて行うビギナーにこそ、試してもらいたいのが「光の瞑想」。光をイメージすることで集中しやすく、瞑想後は明るい気持ちになれます!
光をイメージし、その光で体と心を充電する
「実は私、数年前まで瞑想が大の苦手だったんです。じっと座っていること自体が苦手で(笑)、ヨガ講師として皆に『ヨガ=瞑想です』と伝えながら、瞑想を避けている自分にコンプレックスを感じていました」と野沢和香さん。
苦手意識を払拭できたのは数年前、この「光の瞑想」を学んだことがきっかけでした。
「光の瞑想は、太陽の光やネオンの光など、自分が好きな光をイメージしながら呼吸とともに体を光で満たしていく瞑想法です。イメージをしながら行うビジュアライジング瞑想が、私には合っていましたね。教科書で学んで頭で理解していた言葉が、腑に落ちていく感じでした」
それまでヨガの中心は、アーサナの練習だったという和香さん。アーサナを通して体と向き合うことで、体と呼吸がつながるポーズの間の静けさ、日常の心配事から離れる感覚を体感してきました。光の瞑想を学び、その感覚が瞑想でも得られることに気づき、瞑想が好きになったそう。「ヨガ初心者や瞑想が苦手な人ビジュアルや音などイメージするものがあると集中しやすく、瞑想中に湧き上がる思考に振り回されにくくなると思います。光の瞑想は、体と心を光で充電する自家発電機のようなもの。たとえば『その仕事が成功しないと幸せな気分になれない』という条件付きではなく、いつでもどこでも、ハッピーになれる便利なツールなので、ぜひ、試してみてください!」
“今の呼吸を感じましょう”
体が求めるペースで自然に呼吸をし、呼吸によって促される胸やお腹の動きを見守ります。
“頭上に太陽の光が降り注ぐイメージを持ちましょう”
“吸う息でその光が頭のてっぺんから背骨を通って降りてきて、吐く息でその光が体中に満ちていくのをイメージします”
体の内側が明るくなる感覚がつかめるまで、光をイメージしながら呼吸を繰り返します。
“あなたの不安や恐れを溶かしてくれる、そんな光”
“体中に光を満たしたら呼吸に意識を戻して、目をあけましょう”
体の内側が明るくなる感覚を得られたら呼吸に意識を向け、ゆっくり目をあけて瞑想を終了。
Q. どんな姿勢で行うの?
A. 座っていても立っていてもOK。電車の中でもできますよ!
「自然な呼吸ができ、光をイメージできれば、どんな姿勢でも大丈夫。移動中の電車の中で立ちながらでも、夜、寝る前にベッドの中で横になった姿勢でも、光の瞑想はできます」
Q. 和香さんはどんなときにやっているの?
A. 気持ちがザワつくときや、大切な仕事の前にやると落ち着きます
「心配事があって心がザワつくとき、光の瞑想が助けてくれます。大切な仕事に向かうタクシーの中で行うことも多いですね。気持ちが落ち着き、集中して仕事に臨めます」
Q. 瞑想した後、どんな気持ちになる?
A. 視界がパッとクリアになります
「目を開けた瞬間、視界が明るく、思考がクリアになり、気持ちがスッと落ち着きます。瞑想の終わりに大切な人に光を届けるイメージをすることで幸せな気持ちにもなれます」
最後に内側に満たした光を、自分の大切な人にも分けてあげよう
ショートトップス¥4,600/ALO(カリフォルニアベイブ 092-715-1810)、タンクトップ¥7,636/マンダラ、レギンス¥9,818/グライダー(ともにKIT www.kitstore.jp)
教えてくれたのは...野沢和香さん
モデルとして、雑誌『STORY』(光文社)やTV番組・CMなどで活躍する。メーカーやファッションブランドとのコラボアイテムも大好評。2007年よりヨガインストラクターとしても活躍し、2018年にはRYT500を取得。
※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。
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