「同世代の若者にヨガを伝えたい」15歳ナタリー・アサトリアンの素顔とは?|ヨガ界を担う次世代講師
ヨガジャーナルアメリカ版の人気記事を厳選紹介!1990年代中盤以降に生まれた「ジェネレーションZ」の期待のヨギたちを紹介しよう。彼らはヨガと瞑想から学んだ平和と愛と思いやりを通じて世界を変えつつある。
四六時中スマホを手放さず、個人主義的な「最近の子供たち」に、眉をひそめる人は多いだろう。だが彼らはジェンダー・アイデンティティから権力構造に至るまで、あらゆるものに対して伝統にとらわれない最も多様な考えを持つ世代であり、想像以上に真面目だ。今回紹介する新進ヨガティーチャーを知れば、それが真実だとわかるだろう。
ナタリー・アサトリアン(15歳・カリフォルニア州ロサンゼルス在住)
”My Generation Is Going to Run the World Soon. The More of Us Who Do Yoga, the Better”
「私たちの世代が世界を変えていく。ヨガをする人が増えれば、世界はもっと良くなる」
大人になると、子供でいることがどんなにストレスか簡単に忘れてしまう。ナタリー・アサトリアンへのインタビューを読めば、子供ならではの苦労を思い出すだろう。だからこそ、彼女はできるだけ多くの若者にヨガを伝えたいと思っている。
理想とするヨギ
ヨガは何歳でも練習できると証明してくれた、101 歳のタオ・ポーション・リンチ。
これまで成し遂げたいちばん大きなこと
寄付制のヨガクラスを教えて、義援金を集めたこと。
教えていて良かったと思う瞬間は?
高校のアメフト部にヨガを教えている時。
2030 年には何をしている?
ヨガティーチャー。ヨガの練習生。世界をより良い場所にするために何かをしていると思う。
ヨガとは?
心と体と魂をひとつにすること。自分の内面と外面を同時に整える体験。
ヨガではないことは?
完璧を目指すこと。
多くの人に気づいてほしいこと
若い世代にヨガを教えることの重要性。ヨガに出会えば、より良い人間になれるから。
好きなマントラ
オーム。「ム」の響きは、呼吸のたびに自分の中で息づく永遠の音だから。素敵だと思わない?
大切にしている格言
優しくあれ。だが勇敢でもあれ。毎日自分に言い聞かせていること:今日与えられるものに最善を尽くす。すべてはなるようになる。
ヨガ講師になるまでの物語
ナタリー・アサトリアンが正しい呼吸法を学んだのは、5歳の時だった。彼女はほかの幼稚園児たちと一緒に地元のスタジオで初めてのヨガクラスに参加した。先生は、自分たちが熱気球になったつもりで、心の中に火をつけたら、空に浮かぶように深く呼吸をしてみましょうと言った。
「シャヴァーサナで仰向けに寝た時には、ヌードルみたいにどこにも力を入れないように、と言われたわ。先生が私たちの両足を持ち上げてぶるぶると振った時に、筋肉の力が抜けていたらステッカーをもらえたの」と、15歳になったアサトリアンは言う。
アサトリアンは12歳で女性最年少の200時間認定ヨガ教師になった。
彼女はなぜ教師になったのか? その背景についてインタビューをした。
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