寒さが本格化する前から取り入れたい!朝のカンタン"温活"習慣

 寒さが本格化する前から取り入れたい!朝のカンタン"温活"習慣
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冷え防止対策の椅子ヨガ

朝の忙しい時間のヨガにはマットを広げるよりも手軽にできる椅子ヨガがおススメです。白湯を少しずつ飲みながら行ってもOK。第二の心臓ともいわれるふくらはぎをしっかりと目覚めさせて心臓へ血液を送り届けるポンプの機能を高めたり、凝り固まって冷えやすいお尻まわりをほぐしましょう。

足首・ふくらはぎを動かそう

片足をあげて両手で膝を抱えて足首を左右に回す。反対の足も同様に。

chairyoga
Photo by Kayoko Yoshida

片足を前に伸ばし、息を吸って足首を90度に曲げてつま先をすねの方に(フレックス)、吐いてつま先を前に伸ばす(ポイント)を繰り返してふくらはぎからしっかり動かします。

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Illust by IllustAC

凝り固まって冷えやすいお尻周りをほぐそう

立ったまま、座ったままなど同じ姿勢を取り続けることによるお尻周りの血行不良が冷えの原因に。針の穴のポーズでほぐす習慣もつけてみましょう。

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Photo by Kayoko Yoshida

やり方:

1. 左足を床につけたまま右足首を左膝の上に置いて無理のない程度に右膝を下げる(すねと床を平行な状態に近づける)。
2. 手を足にそえて上半身を起こしたままでいるか、余裕があれば上半身を前に倒してお尻の外側の伸びを味わう。
3. 数回呼吸を繰り返してポーズをキープし、反対側も同様に行う。

ポイント:鼻呼吸を心掛けよう

ヨガをしている間は鼻呼吸を忘れないようにしましょう。ヨガで鼻呼吸をする理由の一つとして体内の温度を保つことがあげられます。鼻の中を通ることで空気の温度が上昇するので冷たい空気がそのまま体内に入ることがありません。鼻の中のようにフィルターがない口で呼吸をすると冷たい空気や汚れた空気が喉を直撃してしまうので、ヨガをしていない時も鼻呼吸を心掛けましょう。

冷え防止には外から温めて冷やさないようにするだけでなく、体を動かして血行を促すなど中からの対策を日頃からとることも大切です。椅子ヨガは朝だけでなく日中のすき間時間にもぜひ。自分の体のために習慣にしてみましょう。

ライター/吉田加代子
オーストラリア・ブリスベン在住。日本とオーストラリアでの会社員生活を経てヨガティーチャーに転身。2012年より在豪日本人やローカルの人たちを対象にヨガクラス(対面・オンライン)をしている他、ヨガアプリ「Down Dog」の日本語翻訳とナレーションを担当。オーストラリアのゆったりした環境の中、ヨガで日々心地よく暮らすことを心掛け、一人でも多くの人に気軽にヨガを楽しんでもらうことを目指して活動中。Instagram:@kayoko_yo 

※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。

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