「3割の女性がセックスに満足していない」調査結果の意味と40代以降の性生活に欠かせない行為とは

 「3割の女性がセックスに満足していない」調査結果の意味と40代以降の性生活に欠かせない行為とは
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面倒くさい、苦痛だったセックスの印象から変わりませんか。意識にジェンダーバイアスがあると、セックスは男性がリードするものという男女の役割が頭にあり、そこから抜け出せないカップルは珍しくありません。また、性教育の中で「性反応」は語られてこなかったので、私たちが質の良いセックスとは何かを理解できなかった、実践できなかったという背景もあります。しかし、今までの二人のあり方を見直し、これから質を変えることは可能です。40代以降、女性においては濡れづらかったり、痛みがでることがあるし、男性では中折れなどが起こるのも自然なこと。体に起きる現象には、ときにグッズやゼリーを活用しようと気軽に提案できるなど、臨機応変に楽しむことが大切です。ソロセックスと変わらない、ささっと済ませるインスタントセックスではなく、お互いが気乗りしたタイミングで、ゆっくりと相手の性反応を確認しながら二人のコミュニケーションで到達できる快感は、達成感はもちろんのこと疲れやストレスがふき飛ぶほどの快楽なのではないでしょうか。

ライター/小林ひろみ

メノポーズカウンセラー。NPO法人更年期と加齢のヘルスケア会員。日本性科学会会員。性と健康を考える女性専門家の会 理事。デリケーゾーンブランドYourSide、潤滑ゼリーの輸入販売会社経営の傍ら、更年期に多い性交痛について情報発信を行う。幅広い性交時の痛みに関する情報サイト「Fuan Free (ふあんふりー)」を運営。

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