誰のために"服を着る"のか|プラスサイズモデル吉野なおが考える「自分のための選択」の重要性

 誰のために"服を着る"のか|プラスサイズモデル吉野なおが考える「自分のための選択」の重要性
吉野なお
吉野なお
2020-07-31
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『自分を大事にする』という言葉の意味は、自分の意思による選択権、自分の気持ち、心地よさを尊重することだと気付いてからは、無理して誰かや周りに合わせすぎて疲れないように、そしてもし疲れたらきちんと休むことを自分に与えてあげるようになりました。

"他人に何かをしてあげる"ように自分に接する

そもそも自尊心の低さや自己否定に気付いたり悩む人ほど、実は他人に対しては気を遣ったり何かをしてあげようと献身的になるあまり、自分のことを後回しにして他人軸になっていることがあるのかも?
だから、自己否定や自己嫌悪に陥った時は、他人に何かをしてあげるように自分に接してあげることを考えてみるといいかもしれません。ファッションなら自分をお気に入りの着せ替え人形のように素敵にさせてあげること、食事ならお客様が来た時の様に自分をもてなしてあげること、興味のあったメイクアップに挑戦してワクワクさせること。

誰よりも1番近くにいる自分自身が、自分を嫌いになったり否定してしまうと、それはそれは辛いもの。
他人に会うことを控えがちな今だからこそ、自分による自分のためだけのワクワクに挑戦してみましょう!

ライター/吉野なお
プラスサイズモデル。雑誌『ラ・ファーファ(発行:文友舎)』などでモデル活動をしながら、摂食障害の経験をもとに講演活動やワークショップなども行っている。

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