「コロナ太りで自己嫌悪...」自分の体型をポジティブに捉えるための3つの質問

 「コロナ太りで自己嫌悪...」自分の体型をポジティブに捉えるための3つの質問
Getty Images

外出自粛によるステイホーム習慣で、すっかり運動不足になってしまい体重が増えた、体型が変わったという人が多いようです。

広告

数か月間の外出自粛中は運動不足になりやすく、いわゆる“コロナ太り”で自分の体型に不満を感じている方も少なくないようです。太ってしまったことが恥ずかしくて、せっかく再開したヨガスタジオやフィットネスジムにも行くことができない…と悩んでいたりしませんか?

一般的に「痩せている方がよい」という認識は今も根強く、また体にフィットするスポーツウェアやヨガウェアは体のラインが露わになるため、より「恥ずかしい」と感じてしまうのかもしれません。

けれど体重が500g変化しただけで憂鬱になったり、自分で自分を傷つけてしまうのは、とても苦しいこと。どうしたら今の自分の体型をポジティブに捉え、好きになることができるのでしょうか?今回は『3つの質問』を通して、自分の心や思考のパターンを知ることから始めてみましょう。

質問1:あなたがもしこの世にたった1人だとしたら、自分の体型をネガティブに思いますか?

答えが「No」の方は、自分の体型を誰かと比較することで“私はあの人より劣っている”と無意識の内にランキングをつける習慣があるのかも。それは体型に限らず、物事を比べる心の癖が強すぎると、全てを優劣でしか捉えることができなくなってしまいます。意識的に誰かと自分を「比べない」ことを実践してみてください。きっとオンリーワンの美しさに気付く近道となるでしょう。

質問2:人から体型について気になることを言われたら、その言葉をどれくらい引きずりますか?

もしも体型についてのネガティブな言葉がずっと頭にこびりついて離れない方は、『他人からの評価』=『自分自身の価値』と感じている可能性があります。けれど世の中には人の数だけ様々な価値観があり、そのひとつひとつに振り回されていたとしたら…身も心ももちませんよね。 他人からの評価のために生きるのをやめてみませんか?一度、自分の体ではなく、より内側の自分と向き合ってみることがおすすめです。生きているだけで奇跡である、自分という存在を改めて感じてみてください。

質問3:心や思考は今と変わらないまま、自分が思い描く理想的な体型を手に入れたとします。さあ、あなたは自分のことが大好きですか?

この答えに迷った方はいるでしょうか?その方は、もしかしたらすでに自分の心や思考の癖に気が付いているのかもしれません。人は誰しも、物事に対する自分なりの見方や感じ方=主観を持っています。けれど「こうでなければならない」と決めつけてしまうと、その基準からずれた自分を許せなくなったり、自己嫌悪に陥ってしまうしまうことも…。あなたが自分自身の一番の親友になったつもりで、客観的な視点で自分のことを観察してみてください。きっとあなたのことを表すポジティブな言葉が浮かんでくると思います。

ボディポジティブ
photo by Getty Images

人は常に変化を繰り返しています。どんな人も年齢を重ね、体型も変わり、皺を刻みながら生きていきます。そんな変化の中で、一番幸せな人とはどんな人でしょう?それは「どんな自分も好きでいられる人」ではないでしょうか。太っても痩せても自分を好きでいられたら幸せ!そんな“ボディポジティブ”な考え方を是非取り入れてみてください。

ライター/のぐちかなこ
専業主婦からヨガ講師へ。大手ヨガスクールにて全米ヨガアライアンスの講義 (RYT200/RPYT85)及びヨガレッスンを年間1,000時間以上担当。2018年に独立し〈あんどYOGA〉を立ち上げる。現在もヨガインストラクターの養成に携わりながら、特に産前産後に関するヨガや新米ヨガインストラクターサポートに力を注いでいる。オンライン講座も多数開催中。プライベートでは三姉妹の母。あだ名はかーちゃん。Instagram:@kaacyan123

※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。

広告



RELATED関連記事

Galleryこの記事の画像/動画一覧

ボディポジティブ