「もっと愛されたい…」陥りやすい心の落とし穴と本当に愛される人になる方法
好きな人やパートナーとの関係に悩み苦しんではいませんか?愛する人から愛される人生は幸福そのものです。しかし現実では愛されないことの寂しさを感じている人が多いのではないでしょうか。「愛されない…もっと愛されたい」という思いに蝕まれてしまうことの心の状態と本当に愛される人になるための方法とは?
何をもって「愛」なのか?
相手にチヤホヤされることが愛?
パートナーとの関係が安定してくると、最初のころのような新鮮さやドキドキも徐々に薄れていくもの。以前は優しく接してくれて、連絡もまめに返してくれて、色々と気遣ってもくれていたのに、最近では以前のような優しさや思いやりを感じず、相手の中での自分の価値が下がってしまい、きっともう愛されていないのではないかと感じた人もいるかもしれません。しかしながら、まだこの段階では愛情がなくなったと考えるのは時期尚早。いつも相手が自分を優先してくれていることが当たり前になっていなかったか、今一度考え直してみましょう。最初のうちは、相手も頑張って自分の都合を後回しにし、貴方のために動いてくれていた可能性もあります。最初のようなドキドキ感はなくなっても、貴方との関係が安定したからこそ安心している状態なのかもしれません。
相手に尽くすことが愛?
たとえ自分を犠牲にしても相手のために尽くすという人もいます。相手のために手料理を作ったり、家事を率先して行うだけでなく、相手から急な呼び出しがあればすぐ駆けつけたり、お金を払ってと言われれば自分が払ったり、遅刻やドタキャンをされても怒れなかったり…。自分が損をしていてもいつも相手にとって都合が良いようにさせて尽くす。一見するととても純粋で健気に思えるこの行動ですが、必ずしも相手から愛情を得られるとは限りません。尽くすタイプの人の中には、たとえ相手からぞんざいに扱われても何も言えないままでいる場合も。むしろ便利で都合の良い相手としか見てもらえなかったり、合わせられることに飽きられ、捨てられてしまうケースも多いです。そして、自分を犠牲にしてまで相手に尽くそうとするのは、自分自身をきちんと愛せていない状態ともいえます。
欲を満たせられるのが愛?
女性にはあまり理解しにくい部分ですが、男性にとって「愛」と「性欲」は別物と考える人が多いです。実際に不倫や浮気をしてしまう男性の心理に、家庭では満たされない心の寂しさや欲望のはけ口として外に女性を求めてしまうケースが昔から変わらず残っています。愛していなくても体の関係をあっさりと結べる男性に対し、女性は愛情の1つとして体の関係があると考えています。貴方の愛する相手は、体の関係以外でも貴方のことを尊重していますか?なかなか判断の難しい部分ではありますが、愛だと思っていたものが実際は性欲でしかなかったという悲しい結果とならないよう、しっかり相手を見極める必要があります。
プライドと不安感と自信のなさのために得られない愛情
誰かを愛し、自分も愛されたいと誰しもが思うことではあるものの、自分の中にプライドや不安感、自信のなさがあると相手にも素直な気持ちで接することができず、愛し合う関係を築けなくなります。例えば、好きだと思う相手がいて、その人と愛し合いたいと願望があっても「もしかしたら振られるかも…」という不安や思考が邪魔をして、自分のプライドが傷つくのを恐れて行動できなくなるという場合も。ネガティブになりやすい心のクセ、自信のなさが原因で「愛」に辿り着けないのです。
まずは自分自身の存在を認め、自分を愛そう
誰かを愛せる人は、自分自身もきちんと愛せる人です。それはけっして自分のわがままを突き通すという意味ではありません。自分を否定してはいないか、その人といて心から喜べているか、その人に執着し過ぎて逆に自分を惨めにしてはいないか、自分の人生をきちんと生きられているかどうか。貴方の人生は、誰かのためにあるわけではなく、誰かから不幸にさせられるものでもありません。自分自身を思いやり、ケアし、平和と調和が保たれていてこそはじめて人を助けることができます。愛されたければ、自分で自分を愛することのできる人になりましょう。
相手の存在を認めよう
たとえ貴方が愛していると思っていたとしても、相手の存在をきちんと認識したうえで接していなければ、それは本当の愛とはいえません。自分の考えを相手に押し付けていないか、相手の都合を考えず、いつも自分を優先してしまっていないかを今一度見つめ直してみましょう。日常でも、相手の顔をきちんと見て話すことができていますか?相手のことをかけがえのない存在として認識し、相手を心から尊重することができたのなら本当の愛と呼べるでしょう。
思考を真実としてしまう心のクセに気づこう
まだどうなるかもわからない未来の出来事に思いを巡らせ過ぎたり、自分のネガティブな思考を事実と誤認したりしてしまう心のクセが、行動を制限させたり、不安でいっぱいにさせたりします。ブッダの言葉に「過去はもはや存在しない。未来はまだ来ていない。命に触れられるのは唯一、今この瞬間だけだ」というものがあります。まだ起こってもいない未来の出来事に思い煩うことなく、今在る自分や相手を理解することに意識を向けていきましょう。
まとめ
自分を愛し、相手を認め、心は常に平穏である人こそ相手からの愛を実感できるでしょう。そのためにも、日々気づきを持って相手と接し、自分の中に平和と調和が保たれているようにしていきたいですね。
参考文献:ブッダ「愛」の瞑想(ティク・ナット・ハン他著/角川学芸出版)
ライター/君嶋瑠里
ヨガインストラクター(RYT200)/F-Rピラティスインストラクター(BI) 日常に活かせるヨガ、健康的な体づくりのためのピラティスをテーマに実践中。ヨガスタジオ、ホットヨガスタジオ、スポーツクラブ、公共施設にてヨガやピラティス指導のかたわら、現在ストレッチトレーナーを目指して勉強中。Instagram:ruripirarucu
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