あなたは誰かを外見で"差別"していないか?ルッキズムの罪|女優・藤井美穂のボディポジティブ論

 あなたは誰かを外見で"差別"していないか?ルッキズムの罪|女優・藤井美穂のボディポジティブ論
Miho Fujii
藤井美穂
藤井美穂
2020-06-12
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外見のことを話しても良いシチュエーションは

外見のことを話さないといいましたが、話しても良いシチュエーションもあります。例えば恋人同士やデートの相手など関係性が近く、交際関係にある相手には言っても良いかと思います。付き合う相手は見た目も考慮するでしょうし、相手が嬉しいと思う言葉はかけても大丈夫でしょう。

また家族や近しい友人なども、相手が不快でない限りは外見の話をしても構わないと思います。しかし「親しき中にも礼儀あり」なので、相手とのコミュニケーションをしっかりと取って判断するべきでしょう。

外見で差別をされた時どうすべきか

ルッキズムを誰かにされたときはどうしたらよいでしょうか。これは100人いれば100通りのやり方があるかとは思いますが、私はこうするという方法をお教えしたいと思います。

恋人や近しい友達からルッキズムを含んだ傷つくことを言われたとき

ルッキズムはなにか、なぜいけないのかを説明します。仲の良い友達ならあなたの説明を聞いてくれるかもしれません。ちゃんと説明すれば何が問題なのかわかってくれる人は多いと思います。

職場の人にルッキズムを含んだ傷つくことを言われたとき

「傷つく人もいますし、気をつけた方がいいと思いますよ」と伝えます。上司など言いにくい人も多く「私は傷つきました」と伝えられたらよいのですが、なかなか難しいですね。なので、このように言葉の対象を広くすると少し言い易いのではと思ってます。

職場でのルッキズムがあまりにひどい場合は会社に申し出るのも一案です。それでも解決できなければ弁護士など法のプロに話を聞きに行くのがよいかと思います。

ライター/藤井美穂
女優、コメディアン、プラスサイズモデル。 ハリウッドで国際派女優を目指し奮闘中。その傍ら、プラスサイズモデルとして、インスタグラムでインフルエンサー活動も行っている。インスタグラムは現在7万人のフォロワーが、twitterには2万人のフォロワーがいる。

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