太陽を味方につけて。陽射しを楽しむ技ありサンスクリーン
ハイスペックからマイルド処方まで。目的や用途で使い分けて、1年中美肌を守るためのサンスクリーンをセレクト。これさえあれば、もう夏の強い陽射しも怖くない!
セレブには独自の美のこだわりがある。「ポジティブなマントラを繰り返し唱えること」と、徹底したポジティブ志向であり続けるジェニファー・ロペス。自身のライフスタイルブランド「GOOP」も好調なグウィネス・パルトロウは「たくさん水を飲むこと」。そして、「洗顔だけ」「ヘビーなメイクは極力避ける」「スキンケアはいつも同じものを使う」などといった声もある中、最も多いのがジェニファー・アニストンらの「徹底して陽射しを避けること」だ。昨今の気候変動によりますます強く長くなった陽射しは、もはや危険なレベル。そこで、これまでにない発想で注目のアイテムから肌に優しい定番まで、今日から使いたいサンスクリーンを紹介する。
ポーラ/肌にハリをもたらす“赤い光”を通過させる”B.A ライト セレクター”
“美肌の大敵”と言われる紫外線にも、殺菌効果があることは周知の通りだ。ならば美容上“肌を老化させる”と言われる太陽光の中にも、必ずポジティブな効果を及ぼす光があるはずーそんなコンセプトから誕生したのがB.Aライト セレクターだ。近年のB.Aリサーチセンターの最新研究で判明したのが、太陽光の中に肌にハリをもたらすなどポジティブな影響を与える“赤色光”が存在すること。しかし、赤色光は肌の老化を進行させる近赤外線と波長が近いため、肌に一緒に届くとダメージを与えてしまう。そこで開発されたのが、近赤外線と紫外線をカットしつつ、赤色光を通過させて肌に届ける(=ライトセレクト)という先進の技術だ。連日使い続けると、肌がふっくらしてくるのを実感するほど。これなら、真夏の刺すような陽射しも利用しない手はない。
アディクション ビューティ/たっぷりラージサイズ&リップもUVカット
新クリエイティブディレクターのKANAKOさんが手がける2020サマーコレクション「KALLARA DAZZLE」も好調なアディクションから、毎年人気のスキンプロテクターのラージサイズが今年も登場。白浮きなし&オイルベースのみずみずしいテクスチャーと伸びの良さは、メイクアップベースとしてもぴったりだ。そして併せて使いたいのがリップ用のサンプロテクター。意外と忘れがちだが、唇だってもちろん日焼けするのだ。こちらもソフトで軽いテクスチャーでべとつかず、均一に伸びてリップをしっかりガード。心癒すジュニパーベリーとゼラニウムローズの香り、美容液レベルの保湿力、そして塗りやすい斜めカットのアプロケーター部分にも注目だ。
ドクターシーラボ/マイルドなタイプのUVカットは、敏感肌や赤ちゃんの肌にも
従来の“マイルドUV”の持つ防御機能はそのままに、乾燥から肌を守る美容成分とツヤをもたらす効果をプラスし、さらにパワーアップした進化版が登場した。肌への優しさと安全性をとことん追求した処方は、ドクターズコスメならでは。滑るように伸びて肌に密着するミルキーゲル状のテクスチャーと、塗りムラもなく白浮きしないのが魅力だ。さらに、汗や水に強いウォータープルーフタイプでありながら、通常の洗顔料でオフできるのも嬉しい。無香料、無着色、パラベンフリー、アルコール無添加だから、超敏感肌や赤ちゃんの肌にも使用可能。「ちょっとそこまで」など外出時間が短い時などにもお勧めだ。
ライター/横山正美
ビューティエディター/ライター/翻訳。「流行通信」の美容編集を経てフリーに。外資系化粧品会社の翻訳を手がける傍ら、「VOGUE JAPAN」「etRouge」(日経BP)「NikkeiLUXE」等のメディアでセレブリティインタビューを始めビューティ関連の執筆活動中。
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