ミニマリストになって変わったこと:お金の価値観はどう変化したか
お金、それは生きていく中で必ず必要となるもののひとつ。生活をよりシンプルにするように心がけミニマリストになろうと思った理由は特段、お金を節約したかったからというわけではありません。もちろん「お金を貯金しているはずなのに中々貯まらない」という状況は裏にありましたが…ミニマリストになったことで、結果的に私のお金への価値観はかなり変わりました。そして、その変化は私のQuality of Life(生活の質)の向上へ繋がったと思います。
節約しているのにお金がない!
結婚するまで、ぬくぬくと実家暮らしだった私は、月に数万円の積立貯金をする他には26年間お金の管理なんて得に何も考えずに生きていました。
結婚して、お財布を一緒にした途端その問題は勃発。結婚式を皮切りに、家計、ショッピング、娯楽、旅行、子育て、保険…お金を稼いでも稼いでも、貯めても貯めても、常に「なんでお金がないの?」という状況に追いかけられていました。
お金がないという状況は、家庭内を暗くします。将来への漠然な不安が生まれ、精神的にヘルシーな状態ではないということもありました。特に子どもが産まれてからは、子育てや教育にかかるお金は馬鹿になりません。そして、子どもの将来のことを考えたら、お金は更に必要に…。お金だけが全て、お金があれば幸せということではありませんが、やはりそれ相応に暮らしていくためにはそれなりにお金が必要になります。
私の住むシンガポールは、世界の中でも物価の高い国の一つ。節約しているはずでも、週末少し遊んでしまうとお財布がスカスカになってしまうことも…お金を無駄に使ってしまうと、本当に必要な時に必要なお金が手元になく、挙げ句の果には貯金に手を出してしまう…なんてこともありました。
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