スマホ中毒からの解放「デジタル・デトックス」7つの方法

 スマホ中毒からの解放「デジタル・デトックス」7つの方法
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インターネットをオフラインにし、何もせずに過ごす。そういう時間を作ってみよう。そうすれば、携帯電話はどこか遠くに置いておいて、自分自身と、友人と、そして自分の周りの世界ともっとつながりたくなるはずだ。

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今日では、頭をオフにしていっときの静寂を得ることがきわめて難しくなっている。興味をそそる楽しいことがたくさんありすぎるのだ。テレビは今ではとても質が高く、ほとんどどこでもオンデマンドで視聴できる。友人からのメッセージはもちろんのこと、住んでいる地域のニュースであれ、自分のひいきのチームの近況であれ、後ろめたいながらも気になって顛末を追っている有名人の別れ話も、インド旅行に行った友人の素晴らしい写真だって、どんな情報でも簡単に手に入る。それはそれで、いいことでもある。しかしながら、こうなると今度はつながらずにいることがとても難しくなり、結果、ただ何もしないでいる静かな時間、活力を取り戻すための時間を得られなくなる。「何もしないこと」――ただ座って呼吸をし<今、ここ>を十全に味わう――自分自身を大事にするために誰でも実践できるシンプルな方策だ。これをできなくしているのは何なのだろうか。私たちの多くは、携帯電話とインターネットがあると、次々に注意を持って行かれてしまって、何もせずにいられなくなってしまうのである。


何もしないでいること。それは、緊張を解いてリラックスする時間である。「何もしない」ということが意味するのは、オフラインになることだと言っても過言ではない。オフラインになるのは不安だろうか? 怖がる必要はない。まずは簡単にできることから始めよう。オンライン状態で習慣になっていることを、ほんの少し変えるだけでも効果を感じることができるはずだ。いったん、この効果――ストレスは減り、その分集中できるようになる――を感じ始めれば、「心地よい」と感じるサイクルのなかに自ら進んで身を置くようになるだろう。インターネットをオフラインにし、何もせずに過ごす。そういう時間を作ってみよう。そうすれば、携帯電話はどこか遠くに置いておいて、自分自身と、友人と、そして自分の周りの世界ともっとつながりたくなるはずだ。

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Text by RACHEL JONAT
Translated by Miyuki Hosoya