モデル・ケリーが実践♡筋肉美人のトレーニング法
スリムでありながら力強く、同性でも惚れぼれする肉体美を持つモデルのケリーさん。トレーニングの一環としてヨガも行う彼女に、ヨガに役立つ筋トレ法や、日常生活で行ってるセルフケアを聞きました。
呼吸法と内観力を筋トレに役立てる
ケリーさんのパーソナルトレーニング歴は、かれこれもう10年ほど。最初はボディメイキングのために始めたそうですが、体を鍛えることで結果的にヨガも上達。現在は上半身と下半身に分けて筋トレを週2回、さらに体幹や持久力を強化するフィジカルトレーニングを週2回とストイックに体を磨き上げています。
「トレーニングを行うときも、マインド的にはヨガをしているときと同じ。呼吸を意識しながら行えば重いダンベルも持ち上げやすくなるし、自分の体を丁寧に内観していると『左のほうが力が入りやすいな』といった感じで、体の癖にも気づけます」と、ヨガで培った意識が役立っている様子。
また、筋肉を育てるために食生活を見直し、食品やサプリメントなど品質の良いものをバランスよく体に取り入れるようにしていると言います。「健康的な食事は、ダメージを受けた筋肉のアフターケアにもなる。外側だけでなく、内面からのケアも大事ですね」
ケリーさんが実践!5つのトレーニング
1.プッシュアップで腕&胸の筋肉を働かせる
膝をついて行う腕立て伏せは、上腕三頭筋や大胸筋を強化。「腕だけで体を支えようとせず、体幹を使う意識を持つと効果が出やすいです」。
やり方
1.両手は肩幅より広めに床におき、膝をついてつま先を上げる。
2.脇を締め肘を曲げ、戻す。これを10回×3セット。
POINT:お腹が落ちないようにする
チャトランガダンダーサナが上達!
2.バックランジで太腿やお尻を鍛える
体幹がブレないように体を上げ下げすることで、太腿やお尻まわりがしっかり使われます。重心が安定し、ヴィーラバッドラーサナのようなスタンディング系のポーズがラクに!
やり方
1.両腕を体の前で重ねる。
2.片脚を後ろへ引く。
3.吐く息で腰を真下に下げて膝を床に近づけ、吸う息で1に戻る。10回行い反対側も。
POINT:下げた膝は床につかないところまで
ヴィーラバッドラーサナⅡが上達!
3.片足のランジでコアを安定させる
体幹を使ってバランスをとりながら行うことで、土台の安定感を培います。太腿やお尻の筋肉も鍛えられ、バランスポーズの上達に。
やり方
1.両脚を揃えて立ち、両腕を重ねて手で肘を持ち、腕を床と平行にする。吸う息で片脚を持ち上げる。
2.吐く息で上げた脚を後ろに引いて腰を真下に下げ、膝を床に近づける。これを10回行い、反対側も同様に。
ヴィーラバッドラーサナⅢが上達!
4.リバースプッシュアップで二の腕の力をつける
女性は上半身が弱い人が多いですが、ヨガでは自分の体重が支えられるくらいの腕の強さが必須。肘が開かないよう注意して行って。
やり方
1.膝を立てて座る。両手は指先を手前に向け、肩幅で体の後ろにつく。脚は腰幅に開き、お尻を持ち上げて床から少し離す。
2.お尻の位置はキープしたまま脇を締めて肘を真後ろに引き、再び伸ばす。曲げ伸ばしを10セット行う。
シールシャーサナが上達!
5.コアトレーニングで中心軸の強さを養う
プランクポーズを保ったままでサイドに移動し、お尻を持ち上げて片手を脚にタッチ! というかなりハードなエクササイズ。その分、体幹の筋力アップは確実!
やり方
1.プランクポーズを取る。
2.右へ2歩分移動する。
3.右手を前方に真っすぐ伸ばす。お腹の力が抜けないよう注意。
横から見ると
4.お尻を持ち上げて、上げたほうの手で反対の脚にタッチ
POINT:お腹の力で上げる。
プランクポーズが上達!
教えてくれたのは…ケリーさん
RYT200、ローフードマイスター1級取得。健康的な明るさが魅力でファッション誌の他、ファッションショーやTV等、広く活躍中。ローフードやヨガにも造詣が深く、そのヘルシーなライフスタイルも高い支持を受けている。
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