世界的ヨガ指導者が教える|元気を取り戻す5つのポーズ
4 プランクポーズ(クンバカーサナ)
両手と両膝を肩幅に離す。両ひじは床に落とす。脇の下を引き締めることを意識しながら、両肩の筋肉を安定させる。コアをしっかり意識して、肋骨を背骨へと向かって体の中に少し引き込み、腹筋を安定させる。そして、尾骨をたくし込み、後ろ足をゆっくりと床から離し、フルポーズになる。両足を近づけ、くるぶしに体重をかけ、両膝と体全体を引き締める。このポーズのまま5回呼吸を繰り返したらリラックスする。プランクポーズは肩の調子を整えるのに素晴らしい筋力強化のポーズである。
5 ヘッドスタンド(シルシャーサナ)
肘を肩幅にし、両手の指を組んで頭の後ろで組む。両腕でしっかりとした土台を作り、両肘と両手の間に均等に体重をかける。手のひらの間に頭の頂点を置く。肩を使って押し上げ、頭と床が繋がっているのを感じながら、胸郭が背骨と頭上と1本の線上にくるよう積み重ねる。下腹部の筋肉を引き込み、骨盤を手前に送る。目の前にある床の一点を見つめることにより、心を集中させる。
このポーズには心身を穏やかにしたり、エネルギッシュにしたりする効果がある。体を上下逆転することは、血液の循環やリンパの流れなど体の中の様々なシステムをリセットし、体により多くの活力をもたらしてくれる素晴らしい経験である。
個人に合わせて調整する:
ヘッドスタンドする際に不快感があれば、アルダ・ハラーサナ(半分の鋤のポーズ)をするか、壁に向かって両足を上げても良い。それでも尚、逆転による効果は引き続き得られる。むしろこのポーズをチャレンジしているあなたはその効果を得られている。
教えてくれたのは…ブランドン・スプラットさん
幼少の頃から母の影響でヨガや瞑想を開始する。大学卒業後はハリウッドで制作活動に携わった後、クンダリーニヨガのティーチャーとなり、現在はクリスタル・ヒーラー、レイキ・プラクティショナー、ライフコーチとしても活躍。2019年度Live Be Yogaアンバサダー。
ヨガジャーナルアメリカ版/「Reset with These 5 Energizing Poses」
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