世田谷線沿いに本格ヨガスタジオがオープン!世代間交流も視野に 地域密着を目指す
ヨガアライアンス認定者の3人に1人を輩出する名門ヨガスクールの創業メンバーである鈴木まゆみさん。今もスクールの看板講師を務めながら、生まれ育った世田谷で新たに自身のヨガスタジオをオープン。今まで指導してきたヨガ講師を目指すコアなヨギとは違い、ヨガに馴染みのないシニアや子育て世代も多く暮らすこの街で、これから伝えていきたいこととは。ヨガスタジオが地域のコミュニティ拠点となる夢も語ってもらいました。
変化の波に身を任せ、慣れ親しんだ地元でヨガスタジオを設立
鈴木まゆみさんがヨガスタジオをオープンしたのは、世田谷区・松陰神社前。高級住宅街というイメージの一方で活気ある商店街が点在し、地域住民の交流も盛んな意外にも人情味溢れる街。スタジオの屋号は、路面電車を意味する「トラム」。そう聞いて連想するのは、街を走る2両編成の愛らしい路面電車、世田谷線です。
「この街は、私が生まれ育った愛着のある場所。お子さん、シニア、ヨガ未経験者にも親しまれる地域密着型のヨガスタジオにしたくて、サンスクリット語やヨガっぽい響きの言葉はあえて使いませんでした。世田谷線のようにみんなに愛され、喜びを運ぶ場所でありたいです」
ヨガ講師の中には、「いつかは自分の城を」と切望し、満を持してヨガスタジオを構える人も少なくありません。スタジオオープンの動機を尋ねると、まゆみさんの場合は少し違うよう。
「自分の城を築きたいという野心は、ゼロでした。たまたま実家近くにこのビルが新築され、『やってみたら』という母の一言で動き始めたんです。すごく迷いましたが、来るべくしてきた転機と思い決断。考えてみると、知り合いのすすめでヨガを始め、通っていたヨガスタジオの後押しでヨガ講師の資格を取り、今までの人生で自分からアクションを起こしたことは少なかったかな。そして今回も」。人生のたゆたう波を楽しみ、変化をしなやかに乗りこなす柔軟なマインドは研鑽を積んだヨガの賜物でしょうか。
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