ハワイで日焼け止め規制法が可決!?お肌と海を優しく守る「日焼け止め選び」の新常識

 ハワイで日焼け止め規制法が可決!?お肌と海を優しく守る「日焼け止め選び」の新常識
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湊亜弥子
湊亜弥子
2019-04-29
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日本ではあまり知られていませんが、海外では以前から「紫外線吸収剤」の危険性が警告されてきたなか、2018年7月、世界で初めて米国ハワイ州で、サンゴ礁への有害性が指摘される「オキシベンゾン」と「オクチノキサート」を含む日焼け止めの販売・流通を禁止する法案が可決されたのは記憶に新しいところ。施行されるのは2021年からですが、このニュースは世界中の人々が日焼け止め選びを一考するきっかけになったはずです。

ハワイ州で規制された「オキシベンゾン」「オクチノキサート」は、どちらも「紫外線吸収剤」にあたります。研究者たちの調査では、これらの成分がサンゴの幼生を奇形にするなどの遺伝子損傷や白化を引き起こし、やがてサンゴを死滅させてしまう有害成分。ある実験では、1リットル当たり10マイクロリットル(10万分の1)の日焼け止めを入れてサンゴを飼育したところ、たったの4日で白化したという報告も。

数年前には、米ハワイ州と米領バージン諸島のサンゴ礁近海で、海水から高濃度の「オキシベンゾン」が検出され、その値はサンゴに影響を及ぼすのに必要な濃度の12倍以上だったそう。この「オキシベンゾン(ベンゾフェノン-3、BP-3)」を含む製品は、世界中で3500以上も流通し、それらを塗って海に入る人の肌から、また沿岸の排水処理施設から海に流出しています。世界のサンゴ礁海域には、年間6000~1万4000トンもの日焼け止めが海に流れ出ていると推測されています。

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