LIFESTYLE
ハワイで日焼け止め規制法が可決!?お肌と海を優しく守る「日焼け止め選び」の新常識
そろそろ本格的に紫外線対策を気にかけていきたいシーズンになりました。そんな時期に、少し考えてもらいたいこと……それは日焼け止め選びについてです。2018年ハワイ州で、世界で初めて日焼け止めの規制法案が可決され、海洋環境やお肌に負担が大きいとされる紫外線吸収剤を含む日焼け止め製品が、2021年より販売・流通禁止になります。その背景を知り、これからの日焼け止め選びを見直してみませんか?
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UVケア「SPF値が高いもの」「PA+++」の数値や表記だけで選んでいませんか?
春から夏へ、太陽の陽射しがまぶしく降り注ぎ始め、心もワクワクときめく季節ですね! と同時に、紫外線量もぐんと増える春は真夏にも負けないほど強力になるので、外出時には紫外線ダメージを防ぐ日焼け止めも欠かせません。ですが、製品によっては肌への刺激が強いものもあり、落ちにくい日焼け止め製品ではクレンジングもパワフルに行う必要があるため、その洗顔排水から海洋環境を汚す可能性も。「SPF値が高いもの」「PA+++」など、数値や表記を指針に選ぶ方も多いと思いますが、防御力が高いものほど、肌環境、また海の環境にも負担が大きくなります。
紫外線を防ぐ日焼け止め成分には、大きく分けて「紫外線吸収剤」と「紫外線散乱剤(反射剤)」の2種類があり、防御力、刺激ともに強いのは前者「紫外線吸収剤」のほう。紫外線吸収剤は種類が豊富にありますが、どれも人体にアレルギー反応や発がん性、ホルモン異常などを及ぼす有害な環境ホルモン物質で、じつは身近なペットボトルの蓋などにも添加されている化学物質です。また、お肌への悪影響だけではなく、世界各地の海を麗しく彩るサンゴ礁を死滅させる研究結果も多く発表されてきました。
※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。
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