ドロドロ血液を防ぐ!朝の「トースト」にのせるとよい食材3選|管理栄養士が解説
血液は全身の細胞に栄養や酸素など私たちが生きていく上で重要な物質を運んでくれます。その血液がドロドロとして滞っていると血流が悪くなり、酸素などの体にとって必要な物質は全身の隅々まで行き渡ることができず倦怠感や肩こりにも繋がりかねません。また、ドロドロ血液は、動脈硬化や心筋梗塞などを引き起こす恐れもあります。ドロドロ血液をサラサラ血液に変えて血流を良くするためには食事や運動、睡眠など様々な生活習慣が関係してきますが、今回は食事の面から血流改善をサポートできる食材をご紹介します。
ドロドロ血液と血流の関係
ドロドロ血液(高粘度、血栓リスク)と血流(血液の流れ)は密接に関係しています。
▶高粘度になる→血流が滞る→更に高粘度になる→更に血流が滞る…
上記のようにドロドロ血液⇔血流悪化は悪循環となります。
血液サラサラ食材3選
サラサラ血液への改善が期待できる食材をご紹介します。
サバ
旬のサバにはDHA・EPAが青魚の中でも豊富に含まれています。
どちらの成分も血管系疾患の予防に役立ちますが、特にEPAは血栓を予防したり、コレステロール値の低下、高血圧予防に効果があると言われています。
アジやイワシ、サンマなどの青魚にもEPAは多く含まれていますが、サバはその中でも缶詰など開けてすぐ食べられるように加工されてあるものが多く、とても身近かつ手間いらずで食べられるのが魅力的です。
納豆
納豆に含まれるたんぱく質分解酵素である「ナットウキナーゼ」は血栓症予防効果が期待されている成分です。血栓の原因となる物質(フィブリン)を直接溶解する作用や、血液凝固の抑制に関わる成分を増加させて間接的にも血栓を予防すると報告されています。
ただし、納豆に含まれるビタミンKがワーファリンの抗凝固作用を打ち消してしまうため、服薬されている場合は納豆の摂取は控えましょう。
玉ねぎ
玉ねぎの香り成分である「アリシン」は血栓を防ぎ血流を良くする効果や、コレステロール値を下げる働きがあると言われています。
アリシンは水に溶けやすく熱に弱いため、効率よく摂るには生で食べるのが良いでしょう。
切った後は水にさらすのではなく、そのまま放置して空気に触れさせるとアリシンを増やすことができます。
3つの食材のトーストアレンジ
★納豆トースト《材料と作り方》
①納豆に付属のたれを入れてよく混ぜる。
②①とちぎったチーズを混ぜてトーストにのせる。お好みでネギを散らす。
★サバ&玉ねぎトースト
《材料と作り方》
①玉ねぎ1/8個程度を薄切りにし、30分ほど空気にさらしておく。
②サバの水煮缶1/3個と①とマヨネーズ大さじ1、みそ小さじ1/2を混ぜ合わせる。
③トーストに②をのせ、青のりをかける。
ドロドロ血液を防ぐために
脱水は血液の粘度を上げドロドロとしやすくなり、血流の悪化を招いてしまいます。寒くなってきて夏よりも水分摂取の頻度が減ってしまいがちですが、こまめな水分補給をすることが大切です。そして、コレステロール値や血糖値、血圧の管理にも気を配りましょう。
また、食事以外にも適度な運動で血流を良くすることもドロドロ血液を防ぐことに繋がります。
【参考文献】
・一生役立つきちんとわかる栄養学 監修:飯田薫子、寺本あい
・血栓症および血管系疾患予防の可能性を探る:運動およびナットウキナーゼ摂取の効果
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