コンビニで買うなら?管理栄養士の私がおすすめしたい1000円以下のおかず
「コンビニ=栄養バランスが悪い」と思っていませんか?コンビニだからといって、必ずしも栄養バランスが偏るとは限りません。商品の選び方や組み合わせを少し意識することで、忙しい日の食事を整える心強い味方になります。この記事では、難しく考えすぎずに実践できるコンビニおかずの選び方と、1000円以下で購入しやすいおかずを紹介します。
頑張りすぎない、コンビニおかずの選び方
栄養成分を確認することは大切ですが、管理栄養士の私も、毎回細かくチェックしているわけではありません。
コンビニを利用するのは、とくに忙しい日や疲れている日が多いもの…。できるだけあれこれ考えず、時間をかけずにサクッと選びたいですよね。
そんなときに私が取り入れているのが、栄養成分を確認しなくても実践できる「頑張らないおかずの選び方」です!
「健康的なおかず」を1品だけで探さない
「健康的なおかずを選ぼう」と思うと、つい1品だけで栄養バランスを考えてしまいがち。しかし、食事のバランスは1品だけで決まるものではありません。
たとえば、肉や魚のおかずを選んだら、野菜の惣菜を1品プラスする。反対に、野菜のおかずを選んだら、卵や魚、肉、大豆製品などを組み合わせる…のように、「1品で完璧にしようとせず、足りないものを後からプラスする」と考えると、コンビニのおかず選びがぐっと楽になりますよ。
実際のおかず選びのチェックポイント
確認したいのは「主菜になるものがあるか」「野菜がとれているか」の2つです。
肉・魚・卵・大豆製品などの主菜があるか、サラダや野菜の惣菜がとれているかをざっくり確認します。不足しているものがあれば、別のおかずをプラスして購入し、2品、3品と組み合わせることで食事全体のバランスを整えていきます。
また、同じような料理で迷ったときは調理法を比べてみるのもひとつの方法です。同じ肉料理でも、蒸し・ゆで・煮るタイプの料理は、揚げ物に比べて脂質を抑えやすい傾向があるため、選択肢のひとつとして考えてみるとよいでしょう。
おすすめおかず例1 ローソン「1食分の野菜が摂れる チキンのチーズトマト煮」
野菜とたんぱく質を一緒に摂れる商品で、名前のとおり1食分の野菜が入っているのがうれしいポイント!忙しくて野菜を用意する時間がない日にも使いやすいおかずです。
トマトに含まれるリコピンは脂溶性の成分で、油脂と一緒に摂ると吸収されやすくなるとされています。この商品はチーズや鶏肉の脂と一緒に煮込まれているため、リコピンを脂質と一緒に摂れる点も魅力の一つです。ただ、1人分としてはちょうどよい量ですが、たっぷり食べたい場合は少し物足りなく感じるかもしれません。
おすすめおかず例2 セブンイレブン「こく旨キムチ鍋」
野菜だけでなく、豆腐や肉などの良質なたんぱく質源を一緒に食べられるのが特徴の一品。1食で20g以上のたんぱく質が摂れるうえ、食物繊維6.0gを含み、商品として「1/2日分の野菜」が摂れる設計になっています!
ただし食塩相当量は4.8gと高め。食べるときは1日の食事全体を見ながら、ほかの食事では塩分の多い料理を重ねすぎないようにするなど、1日全体のバランスで調整することをおすすめします。
まとめ
まずはたんぱく質源と野菜がとれているかをざっくり確認し、足りないものがあればプラスする。そんな基本の考え方を持っておくと、コンビニでも自分に合った食事を組み立てやすくなります。
今回紹介した商品は、あくまで選択肢のひとつです。その日の予定や食欲、ほかに食べるものなどに合わせて、自分なりに組み合わせを変えてみてくださいね。
※本記事は一般的な健康情報を提供するものであり、すべての方に当てはまるものではありません。持病のある方や治療中・服薬中の方、塩分制限が必要な方、ご高齢の方、妊娠中・授乳中の方は、自己判断せず、必ず主治医の指導・判断を優先してください。
【参考文献】
・文部科学省「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」
・農林水産省「食事バランスガイド」
・厚生労働省「食事バランスガイド」
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