先のことを考えず「今にいる」とはどういうことか「意識の持ち方を見直す」ヨガワーク
ヨガをしているとき、多くの人が「集中できている」と感じています。でも少し振り返ってみてください。今とっているポーズの呼吸がまだ終わっていないのに、意識はすでに次へ向かっている、ということはありませんか? 今日は、その「先読み」について考えてみましょう。
「集中している」はずなのに意識は先へいっている
ヨガの太陽礼拝をしているとき、「次はあのポーズ、その次はあのポーズ…」と頭の中で先読みしていること、ありますよね。でもそれは集中力が欠けている、ということではありません。体が流れを覚えているからこそ、意識だけが自動的に先へ滑り出していくのです。慣れてきた練習者ほど、この「先読み」は静かに、そして当たり前のように起きています。
呼吸が切り替わる瞬間まで「今」にいる
そんな人にぜひ試してほしいのが、「呼吸が切り替わる瞬間まで、そのポーズだけにいること」です。たとえばダウンドッグ。吸って、吐いて、その呼吸が完全に終わるまで、ダウンドッグだけにいる。かかとの重さ、背中の伸び、呼吸が広がる感覚を最後まで感じ続けましょう。
次のポーズへ意識が動くのは、今の呼吸が終わってから。この「呼吸の切り替わりを境に移行する」という意識だけで、同じ太陽礼拝でもまったく違う体験になります。
「今にいる」ことのメリット
意識が今のポーズに向いていると、体からの情報を受け取りやすくなります。「ここまで伸びている」「ここに力が入りすぎている」という感覚が鮮明になり、ポーズの質が自然と上がります。また、先のことを考え続けると、脳は「まだ終わっていないタスク」を処理し続けます。今に意識を置くことで神経系が落ち着き、リラックスと集中が同時に生まれます。
そしてこの習慣は、マットの外でも同じ。ヨガの練習で、日常の「今ここにいる力」を育ててくれているのです。「あ、また先のことを考えてた」と気づいた瞬間に、今の呼吸に戻ってくる。その繰り返しを続けていきましょう。
「今ここにいる」を学ぶ練習ヨガ
①あぐらなど楽な姿勢になります。手を自然に下ろし、息を吐きましょう。
②息を吸い手をまっすぐ上げます。吐いて、下げます。この動きを何回か繰り返します。
※この時に呼吸が切り替わるまで、次の動きのことは考えず、今動かしている体の感覚や呼吸に意識を向けましょう。
※10回ほど繰り返して、感覚をつかんでいきましょう。
※簡単な動きでできるようになったら、いつも練習してる太陽礼拝に当てはめて、動いてみます。
太陽礼拝の動きを一緒にやってみる(動画)
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