【腕をよく使う人は顔が老ける?】2分でできる腕ほぐし|全身をつなぐ「アナトミートレイン」を理解しよう
スマホやPCを長時間使った後、腕の疲れや、首肩の重さを感じる人多いと思います。そのときに、鏡を見てください。顔まで疲れて老けて見えませんか? 実は、その首・肩と顔のたるみには、意外な「真犯人」が隠れているかもしれません。
首こり・肩こりと顔のたるみはつながっている
「首や肩がパンパンに張ってツラい......」「顔のたるみが気になる......」。 一見バラバラのように思えるその悩み、実は関連があるかもしれません。一生懸命マッサージしたり、高価な美容液を使っている人にぜひ知ってほしい、「身体の意外なつながり」についてお話しします。
体は「全身タイツ」のように1枚でつながっている
私たちの体は、バラバラのパーツが集まってできているわけではありません。筋肉の周りには 「筋膜(きんまく)」という、薄くて丈夫なストッキングのような膜が張り巡らされています。 この膜は、全身を頭から足の先まで「全身タイツ」のようにピッタリと包み込み全部をつな げています。
つまり、腕のストッキングがギュッと引っ張られると、離れた場所にある首や顔のあたりにも影響が出るということ。 この筋膜のつながりを体系化したものを、専門用語ではアナトミートレインと呼びます
指先の緊張は首や顔に伝わる
アナトミートレインのルートの中でも、特に首こりや顔のたるみに直結しているのが「ディープ・バック・アームライン」という筋膜のラインです。これは、「人差し指〜小指の先、腕、肩、 首の後ろ」へと、体の深い部分を通ってダイレクトにつながっているルートです。
現代人がパソコンのキーボードを叩いたり、スマホを操作したりするとき、腕は常に前に出たままで、指先や前腕の筋肉は緊張し続けています。厄介なのは、この腕の緊張に自分ではなかなか気づけないということ。
こうして気づかないうちに腕の筋膜が縮んで硬くなると、このラインの終着点である首の後ろの筋肉がグイグイと下方向へ引っ張られてしまいます。首の後ろがこると、フェイスラインまで引っ張られ「老け顔」の原因になってしまう、というメカニズムになります。
首や顔だけをいくらケアしても、このルートの出発点である「指や前腕(手首〜肘)からの引っ張り」を解消しない限り、またすぐに元に戻ってしまいます。
わずか2分!首と顔をリセットする「腕ほぐし」
首の後ろがツラい、顔の印象をスッキリさせたいと感じたら、「前腕」にアプローチしましょう。今回は、道具いらずで、仕事の合間にできる簡単なケアをご紹介します。
デスクワークの合間でもできる前腕ほぐし。つながっているルートの緊張が緩むと、首まわりが驚くほど軽くなり、顔周りの引きつれも解消。視界までスッキリする感覚を味わえると思います。
【準備】
1)楽な姿勢で座り、左ひじを曲げて、指先を天井に向ける。
2)右手で左ひじの内側をつかみ、30秒もむ。
3)手首とひじの中間部分に移動し、30秒もむ。
4)右手で左ひじの内側をつかみ、左手のひらを大きくパーに開く。右手でひじを強めに押したまま、開いた手のひらを30秒間ヒラヒラさせる。
5)つかむ位置を手首とひじの中間に移動させ、同様に行う。
6)腕を入れ替えて反対の手も行う。
▼ 動画で一緒に動く ▼
- SHARE:
- X(旧twitter)
- LINE
- noteで書く






