実はたんぱく質がたっぷり。「お麩」と組み合わせたい食材2選|管理栄養士が解説

実はたんぱく質がたっぷり。「お麩」と組み合わせたい食材2選|管理栄養士が解説
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煮物や汁物など、和食の脇役として使われることが多いお麩ですが、実はたんぱく質を豊富に含む食材です。しかし、麩に含まれるたんぱく質は小麦由来であるため、体内での利用効率が高いとはいえません。この記事では、お麩と組み合わせることで、より効率よく栄養を摂取できる食材について管理栄養士が解説します。

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お麩の栄養

麩は小麦粉を原料とし、小麦粉から取り出したグルテンを加工して作られる食品です。
グルテンを焼き上げたものは「焼き麩」、もち麦粉などを加えて蒸したりゆでたりしたものは「生麩」と呼ばれます。

煮物や汁物に加えると、だしやうま味を吸って、じゅわっとした食感を楽しめるのが特徴です。麩には小麦由来のたんぱく質が豊富に含まれています。また、味が淡白なことから栄養が少ないと思われがちですが、カリウムやカルシウムなどのミネラルも含まれています。

【車麩1個(約10g)あたりの栄養価】 エネルギー:36kcal/たんぱく質:3.0g/脂質:0.3g/炭水化物:5.4g

麩は低カロリー・低脂質でありながら、たんぱく質を含む食材といえます。

小麦たんぱく質の特徴

小麦由来のたんぱく質は、アミノ酸スコアが低いという特徴があります。
アミノ酸スコアとは、体内で合成できない「必須アミノ酸」がどれだけバランスよく含まれているかを示す指標で、100に近いほど質の良いたんぱく質とされています。

小麦たんぱく質は、必須アミノ酸のひとつである「リジン」が不足しているため、アミノ酸スコアが低くなります。
そのため、たんぱく質量が多くても、「質の良いたんぱく質」とは言い切れません。

しかし、食材の組み合わせを工夫することで不足しているアミノ酸を補い、アミノ酸バランスを整えることができます。これにより、体内での利用効率を高めることが可能です。

お麩と組み合わせたい食品は?

麩のたんぱく質の質を高めるには、アミノ酸スコアが高い食品と組み合わせることが重要です。
肉・魚・卵などの動物性食品や、大豆製品はアミノ酸スコアが高く、麩に不足しているリジンを補うことができます。

ここでは、特におすすめの組み合わせを紹介します。

おすすめの食材組み合わせ

きな粉

きなこのイメージ
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きな粉は大豆由来のたんぱく質を含み、麩に不足している必須アミノ酸を補うことができます。また、炭水化物やたんぱく質の代謝に欠かせないビタミンB群なども補えるのが特徴です。
麩をパンの代わりに見立ててフレンチトーストやラスクにし、きな粉をかけると、手軽に栄養価を高められます。

納豆

納豆のイメージ
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納豆もアミノ酸スコアの高い大豆製品です。
また、納豆菌が産生する酵素(プロテアーゼ)には、たんぱく質の分解を助ける働きがあり、消化を助ける働きが期待されています。
麩の味噌汁に納豆を組み合わせるなど、和食の組み合わせは理にかなっているといえるでしょう。

まとめ

麩はたんぱく質を豊富に含む一方で、単体ではアミノ酸バランスに偏りがあります。
肉・魚・卵、大豆製品などと組み合わせることで、効率よく栄養を摂取することができます。日々の食事に取り入れる際は、食材の組み合わせを意識してみましょう。
 

〈参考文献〉
食品成分データベース

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