お肉がなくても「板麩」があれば!【ごはんがすすむ】低カロリーで高タンパクな「ベジ回鍋肉」レシピ

 お肉がなくても「板麩」があれば!【ごはんがすすむ】低カロリーで高タンパクな「ベジ回鍋肉」レシピ
山田直
山田直
2024-09-13

日本の伝統食「板麩」を使えば、低カロリーながら高タンパクの、肉なし回鍋肉(ホイコーロー)を作れます。「すぐに戻せて使いやすい」がの特徴の板麩。モチっとしてジューシーな食感が、シャキシャキの野菜と相まって食欲を刺激する。そんな板麩の回鍋肉は、お肉がなくてもごはんがススミます。

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「板麩」は高タンパクなヘルシー素材

板麩
photo by photoAC

板麩は、高たんぱくで低カロリーなヘルシー食材。小麦を練った生地を棒に巻きつけ火であぶり、つぶして板状に乾燥させた庄内地方の伝統乾物です。特に「植物性タンパク質」が豊富で、お肉が食べられないお坊さんが食べる精進料理でもよく使われていますね。昔から日本人が食べてきた、貴重なタンパク源です。最近ではスローフードや伝統食への関心の高まりもあって、スーパーの乾物コーナーで板麩をよく見かけます。

板麩は板状なので薄く「戻しやすくて食べやすい」のが特徴。見た目は確かにお肉のようで、食感はモチっとしてジューシーです。

そんな板麩は、炒め物にするのがおすすめ。ぬるま湯でさっと戻して水気をよくしぼり、キャベツやピーマンなどと一緒に甘辛くさっと炒めれば、味シミでご飯が止まらない、肉なし回鍋肉に仕上がります。

板麩の回鍋肉(ホイコーロー) 【調理時間:10分】

板麩の回鍋肉

【材料2人分】

・板麩‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥30g(乾燥)
・キャベツ‥‥‥‥‥‥‥‥‥150g
・ピーマン‥‥‥‥‥‥‥‥‥2〜3個
・おろしにんにく‥‥‥‥‥‥小さじ1
・おろししょうが‥‥‥‥‥‥小さじ1
・ごま油‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥大さじ2

(調味料)
・みそ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥大さじ1
・しょうゆ‥‥‥‥‥‥‥‥‥小さじ1/2
・酒‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥大さじ1
・みりん‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥大さじ1
・豆板醤‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥小さじ1/2

【作り方】

1. キャベツ、ピーマンはひと口大にカット。板麩はぬるま湯で戻し、しぼって水けをよく切っておく。

材料

2. フライパンでごま油大さじ1を温め、おろしにんにくとしょうがを入れて炒め、香りが立ったら、ピーマンとキャベツの芯→キャベツ葉の順に入れて炒める。

キャベツを炒める
3. 歯応えが軽く残る程度に炒めたら、2を一度取り出す。フライパンに大さじ1のごま油を入れ、板麩を入れて、色良く炒める。

板麩を炒める

4. 3に2を戻し入れて炒め合わせ、一度火を止める。よく混ぜた調味料を2回に分けて入れ、炒めたらお皿に盛る。

炒め合わせる

 素揚げするとよりお肉な食感に

板麩をもう少しカリッと弾力よく仕上げたい時は、油で軽く素揚げをするのがおすすめ。余分な水分が抜けて味がしみやすく、表面のカリッと感がお肉な食感を引き出しますね。

お肉がない時、減らしたい時に、あると重宝する板麩。手軽なたんぱく補給にもありがたいです。

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AUTHOR

山田直

山田直

ヨガ講師・自然食料理人。福岡県出身。写真学校卒業後、作家活動をしながら横浜でホテルサービス勤務。3.11の地震を契機に仕事を辞め、ヨガとマクロビオテックを学ぶ。後に、湘南のオーガニックレストランにてキッチンに入り、重ね煮と出会う。その野菜の美味しさ、味わいの違いに深く感動。学びを深める。現在は、東京、横浜、湘南エリアにてヨガ講師の仕事ヨガをメインに活動し、イベント、ワークショップにて、重ね煮やオーガニックの料理を伝えている。全米ヨガアライアンスRYT200認定ヨガ教師/クシマクロビオティックLevel2修了/ヒツジナヨガ主宰



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キャベツを炒める
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