老けない人がやめたNG習慣【精神科医が語る脳と心の若さの作り方】

老けない人がやめたNG習慣【精神科医が語る脳と心の若さの作り方】
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精神科で外来を行い、6万人以上インスタやvoicyのフォロワーに対してHSP気質に関する発信、書籍刊行など幅広い分野で活動する精神科医しょうさんが、HSPやメンタルヘルスに関する身近なギモンを解説。生きづらいをラクにするためのヒントを連載形式で紹介します。

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「最近、なんだか表情が疲れて見える」
「気力が湧かない」

そんな“老け感”は、実は年齢よりも“脳と心の状態”と深く関わっています。多くの人の話を聞いていると、若々しさを保っている人にはある共通点があります。それは、脳や心に負担をかけるNG習慣を、無理なく手放しているということ。では、若々しさを保つ人はどんな“NG習慣”をやめているのでしょうか。

NG習慣①:マルチタスクで脳を酷使する

現代人の脳は、常に複数のタスクに引っ張られています。メールを返しながらSNSをチェックし、動画を流しつつ別の作業をする。今の時代、当たり前のようにやっている人が多いですよね。しかし脳は本来、同時処理が得意ではありません。タスクを切り替えるたびにエネルギーを消耗し、脳疲労が蓄積していきます。そうして脳疲労が溜まって行くと、表情がこわばり、自律神経が乱れやすくなるなど、心身全体の疲労感へとつながってしまうんですね。

NG習慣②:スマホ刺激で脳を休ませない

スマホは便利な一方で、脳にとっては強い刺激源です。通知、SNS、動画…。絶え間なく流れ込む情報はドーパミンを過剰に分泌させ、脳を“常に興奮状態”にします。すると、集中力が低下し、心の余裕が奪われ、疲れた表情になりやすくなります。あなたも、休日「家でゴロゴロしていたのに、疲れがとれない..」といった経験があるかもしれませんね。それはまさに、休んでいるつもりでも、スマホの刺激で脳が休めていない状態なんですね。

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NG習慣③:睡眠を軽視する

睡眠は、脳にとってとっても大切な“メンテナンス時間”。睡眠中に脳の老廃物が排出され、回復へとつながっています。しかし睡眠不足が続くと、脳の疲労が蓄積し、感情のコントロールが難しくなるなど、特に心の老化を進行させてしまうんですね。日本人の平均睡眠時間は、世界的に見ても低い傾向があるため、特に注意が必要なNG習慣だと言えるでしょう。

NG習慣④:完璧主義で自分を追い詰める

精神科医の視点で見ると、完璧主義も心の老化を早める大きな要因と言えるでしょう。「もっと頑張らなきゃ」「失敗してはいけない」と自分を追い詰めると、ストレスホルモンであるコルチゾールが慢性的に高まり、心が硬くなっていきます。こうして心のしなやかさが失われていくと、完璧さへのこだわりがさらに強まります。そうして気づかないうちに心身へ負担を積み重ねてしまうんですね。

NG習慣⑤:感情を抑え込みすぎる

感情を必要以上に抑え込む習慣は、心身に静かな緊張を生み、ストレスを蓄積させる大きな要因になります。その積み重ねは、気づかないうちに心のしなやかさや体の軽さを奪ってしまいます。とくにHSPや内向型の人は、周囲への配慮が優先され、自分の感情を後回しにしてしまうことが少なくありません。

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まとめ

老けない人が大切にしているのは、このような脳と心に負担をかける習慣をそっと手放すことです。どれも大きな変化ではありませんが、こうした小さな選択の積み重ねが、脳と心のしなやかさを取り戻し、結果として“若々しい雰囲気”へとつながっていきます。

もし今、「なんだか疲れて見える」「気力が湧かない」と感じているなら、それはあなたが弱いからではなく、脳と心が少しだけ休息を必要としているサインなのかもしれません。今日からできることを、ひとつだけでいいので選んでみてください。あなたのペースで、あなたの心地よさを大切にしながら。そのやさしい積み重ねが、未来のあなたの若さと軽やかさを育てていきます

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