大人世代はお腹の深層部がひんやり…加齢で内臓機能が低下する40代からの冷え取りストレッチ
暖かい服装をしているのに、どこか肌寒い。体がダルくて疲れやすい。それ、もしかしたら内臓機能が低下して、体が冷えているのかもしれません。今回は、内臓機能セルフチェックと、内臓機能アップを目指したストレッチをご紹介します!寒い冬も、ぽかぽかな体で過ごすための参考にしてみてくださいね。
40代の冷えは、腰&お腹の深層部に出やすい?
12月になり、気温がグッと下がって冬めいてきました。体を冷やさないように、暖かい服装で過ごしているのに、「どこか肌寒い」「何となく体がダルイ」「元気・やる気が出ない」「お腹の調子が良くない」。このような、不調を感じることはありませんか?
もしかしたらその不調、内臓機能の低下と関係しているかもしれません。
年齢とともに低下する内臓機能と冷えの関係
冷えの原因はさまざまです。具体的には、運動不足や筋力低下、食生活・生活習慣、ホルモンの乱れなどが代表的ですが、年代によって冷えの原因が変わってくることもあります。
たとえば、20~30代はストレスが関係していたり、40代以降は内臓機能の低下が関係しているケースも少なくありません。年齢を重ねて胃や腸などの内臓機能が少しずつ低下していくと、熱を生み出しにくくなり、腰・お腹の深層部を中心に全身の熱量が下がってしまうことがあるんです。
内臓機能の低下・セルフチェック
● お腹を触るとひんやりしている
● 便秘や下痢を繰り返す
● 胃もたれする
● 疲れがたまりやすい
● 風邪をひきやすい
当てはまる項目が多い人は、内臓機能低下のサインが出ているかも。
日ごろから、バランスの取れた食生活や消化に良い食べ物・調理法の選択、しっかり噛んで食べることを意識してみましょう。そのほかにも、適度な運動やストレッチをすることも内臓機能を高めるのに効果的です。
【大人の冷え取り】ストレッチ
今回は、体側を伸ばすストレッチとお腹をねじるストレッチをご紹介します。この2つはやさしく内臓を刺激するストレッチです。このストレッチは股関節を大きく開くので、体を軽くほぐした後におこなうのがおすすめです。寒い冬も、ぽかぽかな体で過ごすための参考にしてみてください。
<やり方>
1)足を大きく開いて立ち、手を体の前について前屈の姿勢になる
2)お尻をゆっくり床に下ろして、しゃがむ。尾骨を真下に向けるのがポイント
3)左足を横に伸ばして、つま先を上に向ける。ひざはできるだけ伸ばし、かかとで床をしっかり踏む
4)息を吸って左腕を天井方向に伸ばしながら、上体を左に優しくねじる。目線は左肩の先にソッと送り、胸を開く。体側の伸びとお腹や背骨、腰周辺のねじりを意識しながら、呼吸を繰り返す。回数の目安は5呼吸×2~3セット
5)反対側もおこなう
体勢がツライ場合は、お尻を床に下ろして、片足開脚でおこなってみましょう。膝をゆるめてもOKです。
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