【旬のブロッコリー】ビタミンが豊富な食べる美容液!老化防止効果を高める「最強の食べ合わせ」5選|管理栄養士が解説
秋冬が旬で美味しくなるブロッコリーは、アンチエイジングに欠かせないビタミンが豊富に含まれている別名「食べる美容液」とも呼べるくらい女性におすすめな食材のひとつです。そこで、今回は管理栄養士視点からブロッコリーのよさをより引き出すための食べ合わせ5選をご紹介します。
ブロッコリーがエイジングケアにおすすめな理由
女性にとっての大敵の老化の原因のひとつに酸化があります。ブロッコリーには酸化を促す活性酸素の働きを抑えてくれる働きをするビタミンCやE、β-カロテンなどが豊富に含まれています。そのため、細胞の酸化によるダメージを防ぐことができ、臓器や血管、皮膚などの若さを保つことが期待できます。また、食物繊維も豊富に含むため、体にとって不要なものをしっかりと排出されて便秘改善にもつながり、腸内環境も整えられるでしょう。
今日から取り入れたいおすすめな食べ合わせ5選
鶏むね肉
鶏むね肉は、体の材料でもたんぱく質が豊富に含まれておりアミノ酸スコアも高く、低脂質であるため、ダイエット中や筋トレ中の人におすすめな食材のひとつです。ブロッコリーに含まれるビタミンCがコラーゲン合成のサポートをし、肌の弾力アップなども期待できるため、寒くて代謝が落ちやすい秋冬にこそ代謝アップのためにも一緒に食べてもらいたい組み合わせです。あったかメニューとして食べるのもよいでしょう。
まぐろ(もしくは、鮭)
魚を食べる人が減っていることからオメガ3の脂肪酸が不足しがちな人が多く、血流をよくし体の循環をよくするためにも、まぐろや鮭を取り入れてもらいたいです。また、まぐろ(もしくは、鮭)は細胞の老化を予防してくれるセレンも豊富に含んでいるため、ブロッコリーのビタミンCと一緒に働くことで、抗酸化力の相乗効果が期待できます。まぐろ(もしくは、鮭)とブロッコリーを蒸して食べるのもおすすめです。
納豆
納豆の納豆菌とブロッコリーの食物繊維は、腸の善玉菌を増やして腸内環境を整えてくれることが期待できます。腸内環境が整うことで、便秘の改善・予防、肌荒れ予防など美容の面でもよいことだらけです。加熱したブロッコリーと納豆を和えて食べるのもよいでしょう。
アボカド
アボカドは別名「森のバター」と呼ばれるほど脂質が豊富に含まれており、ブロッコリーに含まれているβ-カロテンの吸収力をアップしてくれることを期待できます。そして、ビタミンEも豊富に含まれていることから、抗酸化力が高まり老化の原因となる細胞の酸化の予防にもつながります。また、乾燥しがちな秋冬だからこそ細胞膜の材料である脂質が豊富なアボカドとブロッコリーの組み合わせはおすすめです。
オリーブオイル
オリーブオイルのビタミンEとブロッコリーのビタミンCは、ともに細胞の酸化を抑える相乗効果が期待できる組み合わせです。オリーブオイルはできるだけ、酸化していない状態で取り入れる方がよいため、ブロッコリーを茹でただけ蒸しただけのものに塩と一緒に回しかけただけのシンプルな形で食べるのがよいでしょう。
ブロッコリーを食べる時に気をつけたいこと
ブロッコリーに含まれているビタミンCは水溶性ビタミンであり、加熱に弱い栄養素です。そのため、蒸したり、フライパンで少量の水で蒸し焼きにしたり、オーブンもしくはトースターで焼いたりするのがおすすめです。もしくは、茹でる場合には、スープやポタージュなど茹で汁ごと丸ごと食べられるようにするのもよいでしょう。
旬のブロッコリーでアンチエイジングを目指しませんか?
ブロッコリーは、抗酸化力や腸活、代謝アップなどさまざまな角度からアンチエイジングのためのサポートをしてくれる強い味方でもあります。旬で栄養価が高く美味しくお手軽価格で手に入る今だからこそ、いろんな食材と組み合わせてブロッコリーを楽しんでみてはいかがでしょうか?
【参考文献】
文部科学省 | 日本食品標準成分表2020年版(八訂)増補2023年
ライター/管理栄養士 亀崎智子
管理栄養士×セラピスト(野菜ソムリエ・中級食品診断士 )。食に関する講演や記事執筆・監修、体の本来の機能を取り戻すお手伝いをする整体のセラピストとして、家族丸ごと体の内と外にゆとりをつくるサポートを行っている。また、満月の日に、乾物と塩で作るふりかけと即席スープの素の製造販売も行っています。インスタグラム:kamegohan0528
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